35部分:第三十五章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
速水が言った。
「私達はまだ死ぬわけにはいかないのですよ」
「あら」
「私はまだこの方の愛を勝ち取ってはいないのですから」
沙耶香に顔を向けて述べた。
「それまでは死ねないのですよ」
「じゃどうするのかしら」
「それは決まっています」
薔薇の魔法陣から不気味な七色の光が溢れ出てきている。速水はそれを見てもまだ平然としていた。間も無く魔界の入り口が開らこうとしているのに。彼は落ち着いたものであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ