4.我が妹はチートである
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ー王城 地下闘技場
結「なぁ白夜????、試合って何するんだ?」
白「ん〜????使い魔同士の戦いじゃない?はっきり言っちゃうと使い魔の方が厄介なんだよね。
飼い主より強い奴もいるし、連携がとれてるから人間より実質強い。」
結「マジかよ????、俺勝てるのかな。」
白「ユーキは出なくていいよ、これは僕が売った喧嘩だ、僕がケリをつけなきゃならない。
それにユーキはまだ力の使い方を分かってないし、幼いから僕が相手にした方がいい。」
結「いや、お前の方が俺より幼いんだけど??????。」
白「心の強さだよ、僕はユーキを守るためなら神だって殺すよ。」
結(こいつは本当に俺のこと大事に思ってくれてるんだな????。)
白夜の言っていることは恐ろしいが、結城はもはやシスコンのようだ。
そして、会話のないまま試合が始まろうとしていた。
「これより、使い魔対使い魔の決闘を始める!
殺し有り、決闘は勝者に命令権が一つ与えられる、しかし外部からの援助は一切禁ずる、終わるまで大人しく見ているように!
相手は全帝の使い魔対勇者についてきた脛齧りの使い魔である!お互い前へ!」
結「白夜、行けるか?」
白「ユーキ、僕はもう神を幾多も殺してきた。神獣や幻獣なんて今更だよ。」
結「そうか、ならいいや。」
白「この後にもいろいろやらなくちゃいけないことがあるから、ぱっぱと終わらせてくるよ。」
白夜がステージに上がる、白夜の目の前には幻獣と神獣が七体、それに紛れ一体だけ属性神が混ざっていた。
それを見抜いた白夜の眼の色が変わる、金色だった右眼が左眼と同様、紅紫色に変化したのだ。
そして、纏う雰囲気もより冷酷なものへと変わっていく。
「それでは????始め??」
白「“隔離"“召喚 鬼禍刀”!」
白夜は始めの合図とともに次元と白夜のいる王城だけを隔離させた。
一瞬遅れた相手の使い魔たちも、次々と勇敢に白夜に飛びかかっていった。
しかし、その一瞬でも白夜には最高のチャンスであった。
白「神界に封印されていた災禍(わざわい)だ、受け止められるものなら受け取ってみろ??」
白夜は手に持っていた禍々しい刀を抜き、地面に突き立てた。
すると、ステージの地面に巨大な紫色の魔法陣が現れた。
何事かと怯んだ使い魔たちが一時停止をしてしまう、その瞬間相手の使い魔全てが一瞬で出現した紅黒い槍に貫かれた。
七体は完全に死に、属性神だけは神なだけに一応意識を保っている、死ぬのも時間の問題だろう。
白夜は刀を地面から抜き、何を思うでもなく無造作に属性神を切りつけ殺した。
付いた血を払い、刀を鞘に収めて消した。
白夜の左頬
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