君って大体の作品で噛ませだよね
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「いざとなったら潜入して内側から開けますし。」
えーとした顔をする一同。いいじゃん実績持ちよ俺ちゃん。次郎達は嫌そうだけど。
「と、とりあえず全軍配置に着きました。動こうとしたら動けますけど…」
「大丈夫かな…凄い不安なんだけど。」
「ですが、これ以上はもうどうしようもないかと。攻城戦においてはもう策の立てようもないですし…」
ざわざわ…って感じだなー(他人事)
ならもう行こうぜ。でもなぁー自分で言っといて失敗してるし言えない。
「あーもう、めんどくさいのだ!さっさと行くのだ!」
「鈴々の言う通りです。こうしている間にも奴らは軍備を整えてしまいますよ、桃香様。」
おぉ、思わぬところこら援軍が。
劉備もうんと頷いた。やはり義妹達の言葉だからか納得したらしい。
「朱里ちゃんは私の補佐、雛里ちゃんは前線にいる愛紗ちゃんたちの補佐に付いてね。」
「「御意。」」
「そして絶郎さんは私の護衛を…」
「それは子龍殿がよろしいかと、私はやることがあるので。」
文句言いたそうな子龍のスネを思いっきり蹴とばした。哀れにも痛みでのたうち回る子龍。
よし、これで前線には出れないな(キリッ)
コイツはどうでもいいので劉備に矢文も見せた。俺もちょっとは責任感じているのだ。
「雲長殿の挑発が一段落ついたら、城壁に向かってこれを打ち込んで追い打ちを掛けます。」
「うわー…いっぱい書いてあるね。」
「弓術はわたしが一番得意ですし、適任は私だけかと。」
「…ならお願いね。」
「御意。」
「うぅ!痛い痛い!」
陣も決まったので早速進軍することになった。
そして子龍よ、何時まで遊んでんだ。早くいくぞ。
関羽の挑発が始まった。俺も合間にぴょいぴょいと矢文を射る。
それにしても酷い悪口である。これ逆に俺たちが悪者扱いされないか不安である…。
砦は燃やして証拠隠滅しなきゃ(使命感)
「貴様らぁああああああああああああああ!!」
「お、来た来た。」
あれが華雄か…もう女であることには驚かない自分が憎い件。
ありゃ完全に頭に血が上って俺と関羽しか目に見えてないな。兵と分断されかけているのにも気づいてないっぽいし。
「では絶郎殿、行ってまい…」
「敵将!討ち取った!」
「「「オおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」
「は?」
ぽかーんとした表情で声の方を見ると華雄の生首が掲げられてた。
あ、そっか。この世界の武将の実力を見誤ってた。俺と次郎の育てた兵は関羽にもタイマン張れるんだった。
さすがに勝てないが関羽でも2,3人抜きが限界である。これは関羽が弱いんだと思ってたけどここじゃやっぱ強い部
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