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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
闖入劇場
第百十六幕 「空のバックスクリーンに届くまで」
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しんでる御仁でしたねー?」
「結局、何しに来たんだろ………こんなボロボロにされたし。ねぇ、ユウ?」

 あなたもそう思うでしょ、と話を振られたユウは――その言葉が耳に入っていないように自分の拳を見つめていた。

「決別は済ませた……でも、僕はまだ弱いままか。このままじゃ駄目だ……本気を越えて『無茶』までしなきゃ強くなれない」

 勝利の余韻も気の抜けた思いもなく、ただ未来を見据えている。
 どうにかひっくり返した盤だったが、その上で佇む少年は静かな焦燥に駆られた。
 
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