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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
闖入劇場
第百十六幕 「空のバックスクリーンに届くまで」
[後書き]

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考えてみれば、ここまでユウの戦績って純粋な実力で勝った!って言いきれるものがとても少ないです。ユウ自身もそれほど自覚は無かったけど、この戦いで地力の不足が確実視されることになりました。言うならば試合に勝って勝負に負けた形。
誰もかれもが大きな課題を抱えたまま――臨海学校篇エピローグへと続きます。

最上重工IS試作三号機「月鳥(つきどり)
元々はつららのバトルスタイルに合わせてラファールをベースに多くの投擲武器を詰め込んだISだったが、ドゥエンデ襲撃の際に電子戦で敗北したことを腹に据えかねた開発部が鬼の勢いで第三世代兵装『鏡花水月』を一から作り出したことで電子戦最強のISになった。
敵の位置察知、電子対抗手段は当たり前の事で、データの味方機送信も可能。更にはISのインターフェイスに干渉して感覚全てを狂わせることまで可能である。また一つ、最上の技術が世界に羽ばたいた。
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