封印の氷地獄
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ト』
1日目の点数が思うように伸びずに悔しそうな顔をしているアラーニャさんとリズリーさん。
『ああーん!!さすがレンくん!!ヒビキもナイスアシスト!!』
ジェニーさんは自分がゲストということを忘れ素直に自分の所属しているギルドの勝利を喜んでいた。
「さすがに7年前より腕を上げているな」
「すごいですね!!レンさんもヒビキさんも!!」
エルザさんとウェンディがさっきの戦いを見てそう言う。
「まさか・・・一夜も強くなってるのか?」
「そりゃあそうでしょ」
ナツさんが当たり前のことを言うので俺が突っ込む。
「ナツ、シリル。何を言っている」
「「?」」
エルザさんが俺とナツさんの発言に何か言いたいことがあるらしい。
「元々一夜は大した男だ。性格に難はあるが間違いなく天馬最強の魔導士」
「し・・・知らなかった・・・」
「一夜さんって意外にすごい人だったんですね》
ナツさんと俺はエルザさんに驚きの事実を教えられる。
「一夜か・・・急に戦ってみたくなってきたぞ!!」
ナツさんは一夜さんが天馬最強の魔導士と聞いて闘争本能に火がついたようだった。
「それにしても気になるのは、あのウサギの被り物」
「同じギルドメンバーの人も中の人が誰か知らないらしいですよ?」
「それってルールは大丈夫なのかな?」
エルザさんがウサギの被り物をしている人が気になり、俺が開会式でタクトさんに聞いたことを伝えたらウェンディがそう言う。確かにまずいような気もするけど、いくら何でもルールに反する人は使わないでしょ。
『続いて1日目第三試合、四つ首の猟犬ウォークライ&ノバーリ!!』
次に現れたのは頭に犬のようなフードを着ている人と鼻がかなり高い人が現れる。どっちがどっちかはこの段階ではわかりません。
『対するは剣咬の虎オルガ・ナナギガ&グラシアン・カイザー!!』
ウォークライさんとノバーリさんの対戦相手が発表されると会場のボルテージが上がる。あの紫髪の奴、さっき目があった人だ。どんな魔法を使うんだ?
『この大歓声!!すごい人気です!!』
チャパティさんもオルガさんとグラシアンさんの登場により盛り上がる会場に驚いているようだ。
「今のお前らなら行けるぞウォークライ!!ノバーリ!!魂はいつでもワイルド!?」
「「フォー!!」」
四つ首の猟犬の応援席からの声に両手を上げて答えるウォークライさんとノバーリさん。
「ついに剣咬の虎の戦いが見れるのか」
「さっきのルーファスさんも強かったですけど、あの人たちも強いんでしょうか?」
エルザさんとウェンディが闘技場を
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