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ソードアート・オンライン〜Another story〜
ALO編
第140話 あの日の続きを……
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だね? あーもう、何処かの誰かとはえらい違いだよ全く!」
「うぅ……」
リーファのレコンへの罵倒はまだ続いていた。正直、レコンはKO寸前……どころか、もうされているのだけど……リーファは攻める。……完全なSである。
「――……ま、でもあたし、アンタのそういう所、嫌いじゃないよ」
罵倒しつつも、リーファはそう言っていた。訂正しよう。ちょっぴりSである。レコンは、その言葉に大喜び。
「え!? ほ、ほんとっ!? 僕にもチャンスあるっ!?!?」
懲りもせずにリーファの手を取ろうとした。
「調子に乗んな!」
が、リーファはその手をひらりと回避。
「ふふ、レコンさんは本当にリーファさんの事が好きなんですねーっ」
「う、うんっ!」
「ちょっ! 馬鹿っ!! やめてよっ!!!」
怒りと恥ずかしさ……8:2の割合でリーファに降りかかる。ユイは、ただ純粋にレコンを見てそう言っているから……実力行使で黙らせる様な真似は出来ないし、したくない。
「……ん、こういうのは相互の合意あっての事、だろう? 当然だが」
「それは、そうですね……。レコンさん」
「わ、や、やめてっ! そんな目で僕をみないでっっ!!」
レコンは、引き攣りながらそういう。まだまだ、諦めない、と言っている様だ。そんなやり取りを見たリーファは再び笑顔になる。
「――……よしっ! あたしもたまにはアンタを見習ってみるわ。そのめげない所をね。……皆、ちょっと行ってくるね?」
「ああ、行ってこい。……アイツは待ってる筈だ」
「はい。……リーファさん。頑張ってください。また……パパと皆でこの空を翔びましょうっ!」
「うぅぅ……」
レコン以外の2人は、応援をしてくれている。……とても未練がましい
「……言っとくけど、付いてきたら、今度こそコレだけじゃすまないからね。もれなくリタやドラゴ君の魔法も一緒に受けてもらいます!……それはもう盛大に!リタ怒ってたしね〜……」
「ぅぅぅ、そ、それは嫌だよぉ……」
レコンは、リーファに告白すると言う勇気は持てても、魔法を連発される勇気は持てなかった様だ。……一世一代とも言えるそれよりも恐怖を感じている魔法とは一体どのような物、なのだろうか……?
「……ヒトを交渉材料に使うなって」
ドラゴは、リーファとレコンのやり取りを見ていて、苦言を呈していた。リーファは、にこりと笑い、片目を閉じてウインクをすると同時に、翅を強く震わせ、世界樹の幹目指して高く舞い上がった。
目指すは、北側。恐ろしく太い世界樹を回り込む様に飛び去っていった。
「……リーファさん、大丈夫ですよね?」
「ああ。……吹っ切れた。そんな顔をしてたよ」
ユイの言葉にリュウキは頷く。リー
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