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ソードアート・オンライン〜Another story〜
ALO編
第133話 再戦の誓い
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その時だった。
天より輝く太陽の中。そこから2つの光が現れた。
それは、太陽の輝きにも負けない光を放っていた。それは、漆黒と白銀、対照的な輝きは、この世界の全てを照らしている光よりも鮮やかで、そして鮮明に輝いていた。
その輝きの正体、2人には直ぐに判った。
『キリトとドラゴだ。』
だからこそ、思わずリーファも、リタも、2人の名前を口に出していた。
「ちっ!」
強烈なライトエフェクトをバックに付けた、2人の突進。思わず、ユージーンもジェイドも手をかざしたが、決して水平移動をして、光を回避しようなどとはしなかった。そこは、流石というべきだろう。移動をしようものなら、相手の急降下の速度の方がどうしても勝るため、間違いなく上から叩き落とされるのだ。
「私の杖を甘く見ない事だ!」
ジェイドは、手をかざすどころか、かっ!と見開いて、そして杖を振るった。
次に現れたのは巨大な炎の塊。
これまでとは比べ物にならない程の代物だった。杖にマナを加える事で、記憶させた魔法の威力を上げる。連射性にはどうしても落ち、且つ通常よりも遥かにマナを消費し、その後使えなくなってしまうが……。
「ここで終わりです!」
ジェイドは、2人諸共、炎で消し飛ばす事を狙い、放とうとしたのだが……。
「ぬ!!?」
「なっ!?」
現れたのは、2人だけではなかった。それは、ジェイドの炎よりもでかい代物。ユージーンの身体を楽に超える大きさの物が突如空中に出現したのだ。数は、2つ、そして2人に正確に落ちてきている。
『……い、隕石……?』
周囲もあまりに不可解な現象に、呆然とそうつぶやいていた。そんな魔法、隕石を落とす様な魔法は見た事もなければ聞いたこともないから。
ジェイドもあまりに衝撃的な魔法をみた為、思わず固まりそうになったが。
「ジェイドぉぉ!!相殺しろぉ!!」
そう叫びながらユージーンも剣を構えた。魔法と魔法であれば、威力にもよるが、ジェイドの魔法なら相殺出来る。そして、自身も。あれは見た事もない魔法だが、必ず防げる。
自身の愛剣であれば、防げる。
ユージーンは自分にそう言い聞かせる様に剣を構えたのだ。
「っぁぁぁ!!」
ジェイドもユージーンの言葉に反応し、炎を一気に飛ばした。マナを全て放出する様に。
「ドアアアアァァっ!!!!」
天地を揺るがす気合と共に、太陽から降り注いでくる、隕石に向かってサラマンダーの真骨頂でもある重突進をかけ、炎魔法を剣に纏い、ずがぁぁぁっ!と言う凄まじい爆音を発生させながら、隕石を2つに割いた。
ジェイドも炎の魔法、杖での最大の攻撃魔法をぶつけた。こちらも
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