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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第7話 もう一人の転生の話
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えてしまったが………

俺と同じ銀髪で、ボインねぇちゃんだったので助けたかったんだけど、やっぱり俺の力じゃ無理だ。
はやてもフェイト同様に慰めた。

これではやても堕ちただろう………

将来が楽しみだ。


そのあとはいたって平和。

なのは撃墜イベントのことをすっかり忘れていた事以外特に何もなかった。
俺は学校に行きながら魔導師として活動している。

その分会える時間が無いのか、なかなか会えない。
恥ずかしがらずに会いにくればいいのに………

学校でも同じクラスなのに話すことがなく、俺から話に行くことが多かったが、行くと楽しそうに話すから嫌われてはいないのだろう………

…………それとも余りにも周りからもてすぎるから嫉妬してるのか?

お前たちが一番なのに。

そんな感じで中2になった。
去年とは違い、アリサとすずかも同じクラスになった。

久しぶりにみんなと同じクラス。

「う、うん、これからよろしく」

「……………」

「アリサちゃん………」

「………よろしく」

そんなにかしこまるなよ。
俺は別に気にしないのに………

もしかしてまだ嫉妬してるのか?

「前も言ったけど俺はお前たちが一番だから」

かっこよく決まったな。

「そ、そう(いきなり何言ってるんだろ………)」

「………(キモイ)」



「なのは、フェイト、はやて、今年もよろしくな」

「う、うん……(はぁ、また同じクラス……)」

「よ、よろしく………(何でいつも一緒なのかな………)」

「ま、また………よろしくな………(最悪や……)」

何か顔が引きつっているような気がするけど気のせいだよな。



全く彼女たちを理解していない大悟だった………


ある、昼休み。

「また同じクラスだよフェイトちゃん……」

「そうだね、なんでいつも一緒なのかな………」

「いい加減にして欲しいわ、何で頭撫でようとしてくるわけ?気持ち悪いんだけど!」

「アリサちゃんきついなぁ〜。まあ私も同意見やけど………」

「三人はずっと一緒だからね。私とアリサちゃんはまだましだね」

「そうね、何であんな奴がモテるのか分かんないわよ」

「ね、誰にでも頭撫でようとするし。最近私たちに対する目線もいやらしいよ」

アリサが言った言葉にフェイトが付け足す。

「とにかくなるべく近づかんようにしないとな」

「そうね。特に魔導師の三人は気を付けなさいよ」

「私たちは大丈夫、違う部署だから。時々来るけど………」

「そ、そう。でもそれなら学校だけだね」

すずかの問いにみんな頷いた。

大悟は彼女達にかなり嫌われていた………
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