第1章 光をもとめて
第7話 絶対王者 陥落
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たアナウンスを皮切りに静寂だった観客席から盛大に大歓声が生まれた。これはまだ準決勝だと言うのに、王者を破った故に新王者となったと、祝福をしているようであった。
「がははは!! それじゃあ、早速だ! ヤルぞ!」
「ま、まて……、せ、せめてシャワーくらいっ」
「ふっふーん! オレ様は気にしない。一石三鳥作戦の内の2羽も逃がしてしまった上に、多少とはいえ、苦労もした。そして、何よりも! 今更生殺しとかされてたまるかー!」
「そ、そういうことじゃ、なくてっ……! ぁ、やっ……!」
「がははは、へっぴり腰で、抵抗など出来んだろー。約束は約束だからなー!」
ランスは、ユランを抱かかえると、そのまま剣闘士控え室へと帰っていった。傍から見れば、勝者が手を差し伸べているように見えるが……。
これから何が行われるか、誰もわかっていなかった。
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