気高き敗北者
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驚くフレアとノーラン。ルーシィさんもナツさんがフレアの髪を焼いたことに気づく。
「ルーシィ!!シリル!!今だ!!」
「ありがとうございます!!ナツさん!!」
俺は自分の頭を掴んでいるノーランの足首を掴む。
「しまっ・・・」
ノーランが俺が足をつかんだことに気づいたがもう遅い!!
「うおおおおおおっ!!」
俺はノーランの足を掴みそれをフレアへと投げつける。
「なっ!!」
「ぐふっ!!」
ぶつかるフレアとノーラン。俺はそれに両手を合わせてジャンプする。
「見よう見まね・・・水竜の顎!!」
「きゃああああ!!」
「ぐあああああ!!」
ノーランとフレアのいた場所が凹む。それによりルーシィさんを拘束していた赤髪が外れる。
「ありがとうナツ!!シリル!!あとは任せて!!」
ルーシィさんは金の鍵を1本取り出す。
「開け!!双子宮の扉、ジェミニ!!」
「「ピーリピーリ!!」」
ルーシィさんはジェミニを召喚した。何をする気なんだ?
「あれ・・・やるわよ!!」
「まだ練習不足だよ」
「できるかわからないよ」
ルーシィさんにジェミニがそれぞれそう言う。
「とにかくあたしに変身!!」
「了解!!」
「ピーリピーリ!!」
ジェミニはルーシィさんへと変身する。なぜかバスタオル姿の。
「ちょっ!!/////」
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」
ジェミニの変身したルーシィさんに思わず顔が赤くなる俺と歓喜の声をあげる観客の男たち。
「何よその格好!!」
「しょうがないよ、コピーした時の服装なんだから」
「そっか、昨日のお風呂上がりに・・・」
ルーシィさんは思わず自分の犯してしまったミスに顔を伏せる。お風呂上がりに何やってるんですかこの人は。
「ふむふむ」
「見るなぁ!!」
ジェミニがバスタオルの中を観察していた。ルーシィさんはそれに怒鳴る。
「シリルも見る?」
「け・・・結構です/////」
ジェミニの問いに首を振る。ジェミニはルーシィさんから頭を思いっきり叩かれてました。
「金髪ぅ・・・」
「ジェミニを使って何する気だ・・・」
俺の攻撃をまともに受けたためにダメージを負ったフレアとノーランが座ったままルーシィさんを見る。
『これは・・・これは・・・ナイスハプニング!!』
『うむ』
『へぇ、結構出るとこ出てるわね』
実況席もルーシィさんのバスタオル姿に興奮していた。ジェニーさんはライバル心剥き出しだけど。
「シリル!!離れてて!!」
「は・・・はい!!」
とりあえずルーシィさんたちから距離を取る。しかし2人になって一体何をする気だ?
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