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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
一時の休息
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移動しましょう」

「「「「はーい! 」」」」

皆で移動していると、最後尾に天之川学園のメンバーがゆっくりとついてきたので、少し気になって耳を傾けている。

「「「凄く……疲れた…」」」

「………気にしないでおこう」

眼鏡のズレを戻し、気にしないように歩を進める。





ーーー−−





ドーン! ドーン! トドーン!

「「「「たーまやー! 」」」」

トウイ、ユウ、サカキ、オノが打ち上げられていく花火を見ながら叫んだ。子供かお前ら?

「にしても、こうも連続で見ると飽きるな…」

「あら?綺麗だからいいじゃない 」

「といってもな、俺には分からん」

「本当にノリが悪いのねヒロヤは」

「悪いかよ? 」

「別に。ただ、楽しむ心を忘れてしまってはダメよ? 」

「……分かってる」

ドーン! ドドーン! ドドドーン!

「「「「たーまやー!!! 」」」」





ーーー−−





「以上を持ちまして、祭りをお開きにさせていただきます。これでとうとう残るは明日の決勝戦のみ……皆さん!盛り上がっていきましょう! 」

「さーて…そんじゃ帰るか」

「そだね」

「ええ」

お開きのアナウンスと共にすぐに宿舎に向かうと、左腕を誰かに捕まれて動けなかった。

「なんだ?ユウ? 」

「明日はお互い全力で戦おうね!約束だよ!? 」

「……何言ってんだ」

ユウの手を離した後すぐに手を握った。

「俺はいつだって全力だ。約束してやるよ。そして、明日は俺達が勝つ」

「……アハハハハ!そういえば合宿の時もそうだったね!けど、勝つのは僕達だよ! 」

手をお互い離し、宿舎に戻った。これで残るは……あとひとつだけとなった…。


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