Another34 友情の咆哮
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もう逃げるしかねえ!!]
ヤマト「駄目だ!!ガルルモンを置いて逃げるわけにはいかない!!」
オーガモン[馬鹿野郎!!死ぬつもりか!!?]
ヤマト「ガルルモンは俺のパートナーだ!!置いて逃げられるわけないだろっ!!」
ヤマトの脳裏にガブモンとの思い出が過ぎる。
恥ずかしがり屋で弱気なところもあるけれど、自分のためにいつも頑張ってくれたガブモン。
今ここでガルルモンを信じないでいつ信じる?
ここでパートナーの信頼に応えないでいつ応えると言うのだ?
ヤマトはパートナーを、友の名を叫ぶ。
ヤマト「負けるな!!ガルルモーーーンっっっ!!!!」
ヤマトの咆哮に応えるように紋章が光り輝いた。
ガルルモンの身体が光り輝き、スカルグレイモンは思わず手を離した。
ガルルモン[ガルルモン超進化!ワーガルルモン!!]
アグモンに続いて、ガブモンも超進化を遂げる。
四足歩行から二足歩行になったために以前の機動力は失ってしまったが、攻撃力が格段に強化された形態。
ヤマト「ガルルモンが進化した…これがガルルモンの完全体なのか!!?」
ヤマトが驚いていると、スカルグレイモンはワーガルルモンに襲いかかるが、ワーガルルモンは簡単にスカルグレイモンの大振りな攻撃をかわしていく。
ワーガルルモン[ヤマト。俺が進化出来たのはヤマトの友情の力のおかげだよ。今の俺ならスカルグレイモンには絶対に負けない]
オーガモン[こりゃ凄えぜ。これなら勝てるかもしれねえ!!スカルグレイモンの露出してるデジコアを攻撃しろ!!そうすりゃ倒せる!!]
ワーガルルモン[スカルグレイモンのデジコア…あれか?]
オーガモンの指示に従い、露出した胸のデジコアに向けて必殺技を繰り出した。
本来の歴史ならば、傷つけることさえ出来ないはずのデジタマモンの殻を。
ワーガルルモン[カイザーネイル!!]
スカルグレイモンのデジコアに炸裂したワーガルルモンの必殺技。
デジコアが容易く粉砕され、スカルグレイモンは身体を保てず、ただの骨となって崩れ落ちた。
ヤマト「ありがとなツノモン」
幼年期に退化したツノモンを抱き上げるとオーガモンを見遣る。
丈「オーガモン、使えそうな骨はあったかい?」
オーガモン[ああ、こいつは今までの奴よりいい骨だ。ありがとうよ。ヤマトだったな、何回も挑んでいる俺ですら恐れるスカルグレイモンに挑むなんてやるじゃねえかよ。]
ヤマト「あ、ああ…」
オーガモン[骨狩りにつき合ってくれた礼に、こいつをやるよ。俺様が使ってる薬草だ。貼り薬としては効果
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