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黒魔術師松本沙耶香  薔薇篇
15部分:第十五章
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「昨夜は私が当番でしたので。そして朝起こしに来たら」
「死んでいたので」
「そうです」
「じゃあ貴女が第一発見者になるわね」
 沙耶香は話を聞きながら彼女に問うてきた。
「そして死因は」
「遺体に外傷はありませんね」
 速水はその侍女の死体を見て言った。美しい顔と身体が蝋の様に蒼白になってベッドの中に横たわっている。宙を見た目は何も語らない。口から一条の血がつたっているだけである。


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