暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
ALO T
帰還
第41話
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ういえば、今日のオフだけど……』
和人『ああ、エギルの店で、だよな?』
智代『うん。』

ーーーーーーーーーーー

和人と智代がこんな会話をしている中、その2人を良い方で見ていない人間が食堂に居た。

『『……。』』
食堂の窓から2人を睨み付ける〈閃光のアスナ〉こと結城 明日奈と、リズベットこと篠崎 里香。
珪子『盗み見なんて失礼ですよ2人共。』
更にその2人を咎めるシリカこと綾野 珪子の3人であった。
里香『そう言ってる珪子こそ、さっきまでガン見してたじゃない。』
珪子『≪ギクッ??≫』
里香にそう指摘された珪子は、図星を突かれた表情となり沈黙した。
実は珪子、ついさっきまで2人をガン見していたのだから、無理も無いだろう。
明日奈『それにしてもキリト君ったら、サチとあんなにイチャイチャして…許せない。』
里香『全くあの2人ったら、結婚前提で付き合っているだなんて。しかも互いの両親が公認しているとは…こんな事になるんだったら、サチと休戦協定なんか結ぶんじゃなかったわ。』
明日奈『言い出しっぺは里香でしょ?』
里香『そりゃそうだけどさ……』
珪子『里香さんは甘いんですよ。』
『『『…、はあぁ〜〜〜。』』』
3人は和人と智代がイチャイチャしている所が気に入らないらしい。特に明日奈、嫉妬の炎ならぬ殺意の炎を燃やしている。一方の里香は、千代と休戦協定を結んだ事に後悔した。
里香の言う休戦協定と言うのは、和人と千代を1ヶ月間イチャイチャさせようと言う物。
とはいえ、結婚前提で付き合う事を両親から認めて貰っている事だけは、最近になるまで気づかなかった。そんな会話の後、3人は深い溜息をついた。

明日奈『ねぇ、2人は今日のオフ会は行くの?』
珪子『勿論です??』
里香『右に同じよ。』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから数時間後の夕方時、和人と智代は直葉を連れて街の路地を歩いていた。
目的地はエギルの店。
和人『そういえば、スグはエギルと会うのは初めてだっけ?』
直葉『えーと、智代さんの紹介で2,3回くらい会ったよ。大きい人だよね〜。』
和人『そうか、なら安心だな。』
和人はエギルと会った事が有るか直葉に聞いた。
直葉は智代の紹介でリアルのエギルと会った事が有るので、今回が初対面ではない。
その事を聞いた和人は安心したが、直葉は何処か寂しそうな表情を浮かべていた。

そうこうしているうち、一行はエギルの店に到着。
≪ガチャッ≫
扉を開けて中に入ると、明日奈,里香,珪子、更にその他のSAO生還者が皆勢ぞろいしていた。
和人『チョット待てよ。俺たち遅刻してねぇぞ。』
里香『ふっふーん。あんたらには、ワザと遅い時間を知らせたのよ。』
和人『……。』
和人は時間
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ