暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1055話
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とかが起きてたりしないだろうな?
 さすがに夫婦喧嘩に咸卦法とかを使われたりすれば、殺人事件でスプラッター状態になりかねない。
 ああ、いや。それともナタルからの攻撃を完全に防御する為の咸卦法なのか?
 それならまだいいんだが……
 それはともかく。

「ネギま世界以外で神鳴流の技とか、気を使った行動をした場合消費はどうなっている? 魔力は消耗がかなり大きいんだが」
「……ああ、そう言えば。確かにかなり消費が激しいような気がしますね」

 なるほど、やっぱりそうか。
 魔力に関しても、気に関しても、同様に消耗が激しいらしい。
 だが、それもよく考えてみればおかしな話ではある。魔力というのは、精霊を含めて周囲の力だ。それの消耗が激しいというのは、周囲にそれだけ精霊の数が少ないということだろう。
 それが顕著なのが、ホワイトスターだ。
 一応自然の類はあるが、あくまでも人工的な自然でしかない。
 その関係で魔力が少ないというのは理解出来るが、気というのは生命エネルギー。誤解を承知でいえば、使用者本人の体力と表現してもいい。
 なのに、気の消耗が激しい? その辺が一体どうなっているのか……かなり疑問だ。
 この辺、後できちんと検証した方がいいのかもしれない。

「そうか。もしかしたら、後でちょっと協力して貰うかもしれないが、構わないか?」
「ええ、まぁ。構いませんが」

 桜咲がそう頷き、話が決まったその時……

「失礼します! アクセル殿、おられますか!」

 顔を強張らせ、真っ青に染めた関西呪術協会の陰陽師が朝食を食べている俺達の部屋へと入ってきた。
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