大魔闘演舞本選開幕!!
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ったチョコバナナの棒を袋に入れるとポケットからまたチョコバナナを出して食べ始める。
「さて、そろそろいこっかな。君ももう行かないとダメだよね?」
「あ!!そうだった!!」
俺はもうすぐ入場だということをすっかり忘れていた。予選通過8位から入場だから急がないと!!
「最後に名前教えてくれない?俺、レオン・バスティア」
「俺はシリル・アデナウアーです」
「シリルくんか。もし大会で当たることがあったらよろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします、レオンさん」
俺とレオンさんはそう言って握手を交わす。
「あとタメ口でいいよ。それと呼び捨てで」
「え?いいんですか?」
「うん。だって実際は君の方が年上だろ?」
言われてみれば本当の俺の年齢は20歳なんだよなぁ。実感沸かないけど。
「じゃあよろしくね!!レオン!!」
「あぁ、また会場で会おう」
俺とレオンはそう言って手を振りながら別れる。俺は最初にレオンに教えてもらった通路を走り皆さんの待っている控え室へと向かった。
しばらく走ると・・・
「すみませ〜ん!!お待たせしました!!」
俺は先に医務室にいるシャルルとセシリーにチョコバナナを渡しに行き、2人ともまだ眠ってたのでポーリュシカさんに渡してもらうようにお願いしてから控え室へと向かった。控え室の扉を開ける。そこにはすでに皆さん集まっていた。
「遅い!!」
「すみません!!道に迷っちゃってて」
エルザさんが遅れてきた俺を見て怒鳴るので俺は頭を下げて謝罪する。グレイさんが「またかよ」っていいながら大笑いしてたけど、そんなに笑わなくてもいいのに・・・
「シリル!!はいこれ!!」
そう言ってウェンディが俺に手渡してくれたのは紫色のパーカーだった。よく見ると皆さん同じ色の服を着ている。グレイさんは上半身裸だけど。
「何これ?」
「これ着て参加しろってマスターが渡してくれたの」
そう言うウェンディが着ているのは紫色をした左胸にギルドマークの刺繍が入ったノースリーブの服で、胸元に蝶々結びされたリボンがついており、下はフリルのついたミニスカとなっていた。可愛い、可愛いよウェンディ。
「つーか俺やっぱこの服やだ」
ナツさんはいつも着ている黒い服が紫になった衣装を身に纏っている。嫌だとか言ってるけどいつもとあまり変化はないような気がしますよ?
「今更グダグタ言わないの!!マスターがお揃いのチームカラーて出ろっていったでしょ!!」
ルーシィさんもいつもの服を紫色にしたみたいな服を着ている。てかうちのチームカラーって紫だったんだ。初めて知りましたよ。
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