『REN』
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君を救いたかった。
君を救えなかった。
君を壊してしまった。
君を大事に想ってた。
君は見えない闇に飲まれ溺れてた。
僕は救うどころか君を更に沈めて殺してしまった。
助けて欲しいと叫んでたのに。
あんなにあんなに叫んでたのに。
僕は君を殺してしまったんだ。
どうしてこんなとこに産まれてきたのか。
どうしてこんなとこで生きてくのか。
自分が憎くてたまらない。
親が憎くてたまらない。
周りが憎くてたまらない。
世の中の何もかもが憎くてたまらない。
そんな君と僕は殺し合った。
愛しいと想いつつ、救いたいと想いつつ、支え合いつつ、想い合った結果...。
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