暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
空中迷宮
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ェンディがその地図を見ながらそう言う。確かにどのギルドも書き方がバラバラで解読に時間がかかるかも。

「ルーシィなら得意なんじゃねぇか?そういうの」
「しゃあ!!片っ端から地図を集めて、ルーシィに解読させんぞ!!」
「え?あたし?」

集めた地図はルーシィさんに渡して解読してもらうことにしました。というわけで俺たちは地図集め再開です。

「地図を」
「寄越しやがれ!!」
「7チーム分追加だ!!」
「水竜の鉄拳!!」
「天竜の咆哮!!」

俺たちは次々に敵を倒して地図を集める。するとさっき同様迷宮が回転し始める。

「また動くぞ!!」
「どこかに捕まってください!!」

俺たちは今度はうまく対処でき誰も落ちることなく済む。

「止まりましたね」
「だね」
「よーし!!争奪戦再開だ!!」

迷宮が動きを止めたのを見て俺たちは再び他のギルドの地図を集めるために動き出した。























「う〜ん・・・」

しばらくして一通り地図も集め終わったので俺たちはそれを広げて解読を試みている。

「何度も回転してるから迷宮の表層を東に向かっても余計な手間がかかると思ったんだよねぇ」
「それでこの迷宮の真ん中に入ったんですか?」
「そうすれば簡単に東の方角がわかると思ったんだけど・・・」

俺たちは今は迷宮の一番中心部に入っている。確かにいくら東に向かっていっても迷宮が回転されたらまた方角がわからなくなりますからね。これって本当にゴールできるように出来てるのかな?

「でも、驚きですね」
「まさか中心部に、こんなのどかな光景が広がっているとはな」
「いや・・・つっても逆さまだけどな」

ウェンディとエルザさんとグレイさんが上の方を見上げてそう言う。本来なら上には空があるけど、今の俺たちの上には草原と遺跡のようなものが広がっていた。

「そして困ったことに、これではもはや東も西もない」
「コンパスまで目ぇ回してやがる」
「これだけ迷宮が回転してたらこうなっちゃいますよね」

エルザさんは自分が持ってきたコンパスを見てそう言う。コンパスはグルグルグルグル回っていてどこがどの方角かなんてわかるはずがなかった。

「シリルは何か見えないの?」
「回転しすぎたせいかわからないけどドムス・フラウがどこにあるのかさっぱり見つけられないんだよねぇ」

さっきまではおおよその位置が分かってたから簡単に見つけ出せたけど今はどこがどの方角かわからないからドムス・フラウを見つけるのに時間かかっちゃうんだよな。さてさてどうするか・・・

「フフフ、この時を待っていたのよ」

俺たちが困り果てているとルーシィさんが突然
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