暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
空中迷宮
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!」
「大丈夫です!!」

グレイさんとエルザさんも自力で足場へと上ったみたいだった。そしてほどなくして迷宮の回転が止まる。

「止まった」
「しっかしむちゃくちゃだな。なんつう仕掛けだよ」

エルザさんとグレイさんがそう言う。

「100以上ある参加チームを8チームに絞るのだ。これくらいが打倒だろ」
「今のでかなりの数が振るいと落とされたってわけか」

俺が地上の方を見てみるとそこには場外へと落とされてしまったギルドのメンバーたちが魔法陣の上でがっかりと肩を落としていた。相当数落ちたみたいだな。でもまだまだ無事なギルドも残っていると思うけど。

「ん?何これ?ひょっとして地図?」

俺が下を見ているとルーシィさんがそう言っているのが聞こえるのでそちらを向く。ルーシィさんが見ていたのはエルザさんが拾ったらしい手書きの地図だった。

「のようだが・・・」
「ラッキーじゃねぇか!!これとうちらのメモを合わせればより精度の高い地図になる!!」
「オオッ!!」

グレイさんの気づきに俺が声を上げる。地図さえあれば俺が遠くを見るときに通路のイメージも何となくだが掴めるかもしれない。これはいける!!

「コラァ!!それは!!」

俺たちが拾った地図を見ているとさっき落としたはずの金棒男がこちらを必死に踊り場に掴まりながら見ているのに気づく。

「お前たちのか?」
「返せ!!」
「お断りだ」

エルザさんは必死にしがみついていた金棒男を蹴り落とす。あれは間違いなく場外に出たな。失格です。

「なるほど、この予選の大体の趣向がわかってきたぞ」

エルザさんがそう言う。俺もこの地図を拾ったことでこの予選で何が求められているのかわかった!!ナツさんとグレイさんもわかったらしく俺たちは不敵な笑みを浮かべる。

「皆さん・・・」
「目が怖いよ・・・」

ルーシィさんとウェンディは俺たちを見て若干ひいてるけど今はそんなの構ってられない。俺たちがやるべきこと、それは・・・

「「「「敵を倒して地図を奪うんだ!!」」」」

他のギルドが作った地図を奪ってより精度の高い地図を作る。それさえできればこの予選の通過なんて楽勝だぜ!!

「競争というよりバトルって感じですけどね!!」
「バトルなら俺たちの得意分野じゃねぇか!!」
「そういうこった!!」

俺とナツさん、グレイさんは近くにいる他のギルドの魔導士たちを片っ端から倒していく。

「もらうぞ」
「どうぞ」

エルザさんも敵を倒して地図を奪っている。なんかやられた人たちエルザさんの格好見てすごく嬉しそうですけどね。

「おし!!これで6つ目だ!!」
「でもこれ、どうやって見るんでしょうか?」

ナツさんが地図を奪いウ
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