空中迷宮
[5/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
れたので結局まともに書けそうなルーシィさんがメモを取る担当になりました。
「ん?」
ルーシィさんがメモを取っているとナツさんが何かに気づく。
「おい、エルザ」
「ああ、何か聞こえたな」
ナツさんとエルザさんがそう言う。俺も耳を澄ませてみると確かに何か声が聞こえる。それも争っている感じの・・・仲間割れかな?
「そういえば・・・」
「他のギルドの連中もこの中にいるんだよな」
ウェンディとグレイさんがそう言う。そして、俺たちの目の前に見覚えのある男たちが現れる。
「おいおい、マジかよ」
「あのツラ・・・」
「妖精の尻尾かよ」
「ありえねぇ」
その男たちは俺たちを見てそう言う。
「あいつら・・・」
ナツさんはそいつらを見て嫌悪感を露にする。その遭遇した奴等は俺たち天狼組がいなかった7年の間にマグノリアに作られた魔導士ギルド、黄昏の鬼だった。
「相変わらず貧乏くせーギルドだぜ」
「ヒャハハッ!!ダッセー!!」
黄昏の鬼の内の2人が俺たちを見てそう言う。
「お前らも参戦してたとはな」
「そりゃこっちのセリフだ。万年最下位のギルドさんよぉ」
「今年の妖精の尻尾は違うんだよ!!」
金棒を担いだ男(シリルは名前を知りません)にそう言われ、ナツさんが反論する。
「ほう?どこが?」
男はそう言って背中の金棒を取り出す。
「ちょっとちょっと!!ここで戦うの!?」
「皆さん落ち着いてください!!」
ルーシィさんとウェンディは今すぐにでもバトルを始めそうな俺たちを見てそう言う。
「へっ!!魔法の使用は自由!!制限なしだぜ?ここで潰してやる」
「懲りねぇ奴等だ」
「燃えてきた」
「この間同様ボコボコにしてあげますよ」
相手がそう言うのを聞いて魔法の体勢に入るグレイさん、ナツさん、俺。
「本気でバトル!?」
「あわわわ・・・」
「ライバルは少ない方がいいからな」
「そりゃそうだけど・・・」
ルーシィさんとウェンディはまさか戦うことになるとは思ってなかったらしく慌てている。
その内に黄昏の鬼が俺たちに突進してくる。
「俺たちが見てんのは・・・」
「打倒剣咬の虎!!」
「そして、妖精の尻尾をフィオーレ一のギルドにすること!!」
ナツさん、グレイさん、俺はそう言い突進してくる敵に立ち向かう。
「「「邪魔だぁ!!」」」
俺たちの一撃を受けて黄昏の鬼は落ちていく。
それと同時に、突然俺たちのいる場所が大きく揺れ始める。
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ