空中迷宮
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う。まぁぶっちゃけ、俺には東だろうが西だろうが関係なくドムス・フラウにたどり着く道を見つけることができるんだけどね!!
「ちょっと待ってください」
俺は目の魔水晶を解放しドムス・フラウがどこにあるのかを探す。
「見つけた!!あっちです!!」
俺はドムス・フラウが見えた方向を指さす。ちょうどその方向に向かうのに最適な階段があったので俺たちはそこを走り出す。
「目指すはドムス・フラウ!!」
「全員、私にしっかりついてこい!!」
ナツさんとエルザさんがそう言い、俺たちはエルザさんを先頭に走り出す。
「それにしても、この真っ直ぐドムス・フラウに向かってわけにはいかないみたいね。この構造じゃあ・・・」
「なんか天地がひっくり返ってねぇか?」
「華灯宮メルクリアスが逆さまになってますよ」
ルーシィさん、グレイさん、ウェンディが隙間から見える外の景色を見てそう言う。俺たちは上に向かっている階段を走っているはずなのに、なぜか外は地面が上になっていた。もしかしてこの迷宮重力無視してるのか?そこまでやるなんてすごいなぁ、運営。
「げぇ!!行き止まりじゃねぇか!!」
ナツさんがそう言って立ち止まる。俺たちの走っていた階段は一度そこで途切れてしまっていた。だが、近くにはまた色々な道があるし飛び移ろうと思えば飛び移れるような・・・
「ナツ、シリル。お前たち何ともないのか?」
「あぁ、よくわかんねぇけど気持ち悪くなんねぇ」
「そういえば、全然吐き気がしませんね」
エルザさんが俺とナツさんに質問をするので答える。言われてみればこんなにグチャグチャな迷宮なのに俺とナツさんは乗り物酔いを起こさない。乗り物じゃないといえば違うんだろうけど俺たちはそんなの関係なく気持ち悪くなるからなぁ。
『説明しましょう!!』
突然、俺たちの前にさっき予選開始の合図を告げたカボチャが魔水晶ビジョンで現れる。
『予選においては乗り物酔い、高所恐怖症の方も平等に競えるよう、空中迷宮全体に魔法を施してあるのです!!』
それだけ言うと魔水晶ビジョンが消える。わざわざ俺たちのために出てきてくれたのかな?いいカボチャですね。
「ほほぅ」
「トロイアみたいなもんか」
エルザさんとナツさんがカボチャの説明を聞いてそう解釈する。
「ナツとシリルの他にも、乗り物に弱い魔導士がいるってことかしら」
「情けねぇ話だな」
「聞こえてんぞそこ!!」
「2人共ひどいです!!」
ルーシィさんとグレイさんがコソコソと俺たちの乗り物酔いのことを話していた。情けないなんてひどいですよ。俺は前までは大丈夫だったのに・・・
「とにかく、さっき
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