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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
そして俺達はそれを頂上を目指す
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た時代とポーリュシカさんのいた時代がかぶるの。
 これじゃあつじつまが合わないわ。同一人物のハズがない。」

ルーシィさんはそう説明をしてくれる。

「確かに・・・あの人、人間嫌いだし、育てるとは思えないね。」

「シャンディーとは逆だよね〜。」

シャンディーの言葉にミントがそう言う。

「生まれ変わりとか、変身してるって線は薄そうだな。」

「うん。」

「そうですね。」

グレイさんの言葉にルーシィさんと俺は頷く。

「確かに落ち着いて考えてみればそうなんです。おかしいんです。
 声や匂いは同じでも区長や雰囲気がぜんぜん違う。」

「アンタ、前に言ってたもんね。
 グランディーネは()()()()()って。」

「どーしよう。猫は嫌いだったら。」

何の心配だ・・・ハッピー・・・(汗)

「グランディーネは優しい(ドラゴン)なんです。」

「優しい(ドラゴン)ってのも想像出来ねーな。
 ここに子供っぽい(ドラゴン)はいるけどよ・・・。」

「アクノロギア見ちゃったからね。」

「イグニールも優しいぞ。」

「俺の父さんと母さんも。」

グレイさんとルーシィさんの言葉にナツさんと俺はそう言う。

「(しかし・・・声や匂いが同じでも雰囲気が違う・・・・・・
 これってまるで・・・・・・・・・・・・・・・!!!!)」

俺は考えていたら、まさかの事に感づく。

「まさか・・・!!!」

「どうしたの、コージ?」

「俺、ポーリュシカさんのとこへ行ってきます!確かめたい事があるので!!」

「え、ええ?」

「お、おい!」

俺の言葉に戸惑うルーシィさんとグレイさん。

「行く必要はないわよ。」

「!!!」

俺の目の前にポーリュシカさんが現れた。

「・・・・・・。」

ウェンディはただ見るだけだった。

「隠しておく事もないしね。アンタらだけに話しておくよ。
 私はアンタの探しているグランディーネじゃない。正真正銘の人間だよ。」

「・・・・・・。」

「でも人間嫌いって・・・」

「人間が人間を嫌いで文句あるのかい!!?」

「いえ・・・(汗)」

さすがのナツさんもそうなるか・・・。

「悪いけど、(ドラゴン)の居場所は知らない。 
 私と(ドラゴン)とは直接には何の関係もないんだ。」

「じゃああなたは一体・・・。」

「こことは違うもう1つの世界、エドラスの事は知ってるね。
 アンタらもエドラスでの自分に会ったと聞いてるよ。」

「エドラス・・・て・・・」

「まさか・・・」

「え?何?」

「嘘・・・」

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