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ソードアート・オンライン〜Another story〜
ALO編
第126話 シルフの大魔法使い
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全習得
★ 索敵スキル /完全習得
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戦闘時回復スキル /999
隠蔽スキル /984
刀匠スキル /933
限界重量拡張スキル/911
危険察知スキル /811
戦闘技巧スキル /788
武器防御スキル /899
投剣スキル /399
料理スキル /122
釣りスキル /111
スキル一覧表にも、様々なスキルが収納されている。その殆どが8割以上習得しているものだ。明らかに、初期スキルとは言えないだろう。
「………チート、と言われても不思議じゃない、が。……でも、何故 オレが料理スキル? 釣りスキルは判らなくもないが……、まぁとりあえずは良いか」
ドラゴは、次の項目をタッチした。それは、この世界の象徴とされているもの。
そう《魔法》に関する欄だった。
「……なんだ、これは?」
魔法については、殆ど教わっていない。
大体は、説明ウインドウを確認すれば問題ないだろうと判断したんだが……。
「項目が、多いな……。色々と聞いてから、何から習得していくか決めれば良かったな」
魔法スキル欄は様々揃えられている。
〜魔法スキル〜
□ 神威
□ 覚醒
□ 高速詠唱
□ 詠唱行動
□ 回復
□ 雷
□ 根源元素
□ 光
□ 闇
初期段階で、習得できるのはこれらの項目。
後に続くのは《????》とされている欄。恐らくは、クエスト・イベント、あるいはスキル習得で解放されていくのだろう。
「……む、高速詠唱、詠唱行動。ある程度魔法を覚えたら、これを上げていくか」
ドラゴは、一覧を注目してそう呟く。
RPGにおいて、魔法とは殆どのタイトルで存在するものだ。その魔法を活かすスキルの重要性の大きさは、言わずもがな。……文字通り、詠唱の速度が増せば、素早くだせるだろう。
「……色々と試してみるか。えっと、中立の森ででも行って」
ドラゴは、ゆっくりと翅を広げると……、その森、街から北東に位置する古森へと向かった。あの時の様に、速度を出したりはしない。ゆっくりと、街を眺める様に……、その飛ぶ際の軌跡に鮮やかな銀色の粒子がまるで、ダイヤモンド・ダストの様に空気中に散らばり……そして消えていった。
丁度、ドラゴが空へと飛び立ったその時。
ふと、この空を眺めている者がいた。
VR世界で研究でもしているのだろうか、ウインドウを無数に出して何かを記入したりしている最中。
「……んー? …
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