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ストライク・ザ・ブラッド〜原初の生命体たる吸血王〜
聖者の右腕
#1
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ル・サンセベリア《この子》と変態獣人(この子)を公社の保安部まで連れていく。ではな」
「ああ、また明日な」
「うむ。では行くぞ、ガジュマル」
「うっす!」

 ――ぴぽぱぽぺぴぽ
 ――トゥルルルルル。トゥルルルルル。

「――私だ。先ほど南宮降魔官より連絡を受け、魔力暴走を起こした登録魔族(フリークス)≠鎮圧した。特区警備隊(アイランド・ガード)の出動は無用だ。は? 報告書と始末書? ンな物ぁツッキーにでも書かせとけば良いんだよ。私はツッキーに頼まれて手伝ってるだけに過ぎん。私は国家降魔官でなければ特区警備隊でもない。ただの民間協力者なんだからな。……私が折檻されるって、ンな事言われてもなぁ。……よし、例のアレをばら撒くぞと私が言ってたと言えばお前が折檻される事は無いだろ。もう切るぞ。じゃあな」


 古城と別れ、獣人を担いで特区警備隊本社に電話を入れて吸血鬼――ガジュマル・サンセベリアと共に保安部へ歩き出すフランだった。


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