花咲都クロッカス
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れていた。
このクロッカスの西の山にあるのが大会会場、ドムス・フラウ。
これだけ盛り上がっていると観光の1つもしたくなるのが普通なのだが・・・
グテ〜
俺たちは選出されたメンバーのほとんどが街の中で動けなくなっていた。
「いまだに調子が悪いなんて・・・」
「く・・・体が思うように動かない・・・」
ウェンディと俺は体の不調を訴える。
「本当に大丈夫だったのか?あの第二魔法源を引き出せるって魔法」
「でも魔力は上がってる気がする。まだ体の節々が痛むけど・・・」
グレイさんとルーシィさんがそう言う。俺たちの不調の原因は迷うことなくウルティアさんの時のアークである。特に俺は関節が痛い・・・筋肉痛みたいな感じなのかな?
「まったく・・・情けないぞお前たち」
俺たちを見てそう言ったのはエルザさんだった。エルザさんはいつも通りの計画性の感じられない量の荷物を運んでいるにも関わらずまったく調子が悪いようには見えない。
「なんでエルザは平気なの?」
「きっと元から第二魔法源があったんだよ」
「それは納得できる・・・」
ルーシィさんとグレイさんはエルザさんが体を痛く感じない理由をそう推測していた。確かにそれならあの魔力の高さも納得できますしね。
「それにしても、こんなでっけー街初めてきたな」
「あいー!!」
ナツさんとハッピーはクロッカスを見回しながらそう言う。
「私もです!!」
「エドラスの城下より大きいわね」
ウェンディとシャルルがそう言う。エドラスの城下も大きかったけど、確かにここはさらに大きいなぁ。7年前はそんなの全然気にしてなかったけど。
「また迷子になんかなるんじゃねぇぞ、シリル」
「探すの大変だったんだからね〜?」
グレイさんは7年前にここで俺とはぐれて1日無駄にしてしまったことをまだ覚えていたらしい。みんなのいる前で言わなくていいいのに・・・
「大丈夫です!!俺はもう子供じゃありませんから!!」
「「「全然子供だろうが」」」
俺が胸を張って答えたらナツさんとグレイさんとルーシィさんに突っ込まれた。むぅぅ・・・
「やっと来たかお前たち」
俺たちが話していると後ろからマスターたちがやって来る。あれ?俺たちの方が先に出発した・・・ああ!!俺とナツさんが乗り物酔いするせいでいっぱい休憩したんだった。ナツさんの乗り物酔いはいつものことだからグレイさんも「走れ」とか言ってたけど俺が酔ってるの見たら皆さん超心配してたもんな。ウェンディのトロイアが切れるたんびに止まってしまったんだった。申し訳ないです・・・
「マスター」
「参加の手続きは済ませてきたぞ。ガハハハハッ!!」
頭にアスカ
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