花咲都クロッカス
[2/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
て当然って顔で決まってますね。
「エルザ!!」
「お任せを」
ナツさんグレイさんと来たら忘れちゃいけないエルザさん。なんたって妖精の尻尾最強の女魔導士ですもんね。
「まぁ、この3人は順当なところね」
「残るは3枠」
「そこで選ばれてこそ漢!!」
ミラさん、リサーナさん、エルフマンさんがそう言う。
「あと3人は・・・ルーシィとシリル、そしてウェンディじゃ!!」
「「えぇ!?」」
「やったぁー!!」
マスターは残りの3人を一気に発表した。俺は選ばれてガッツポーズする。だってお祭りなら見る側より参加した方が絶対楽しいからね!!
「くぅ〜!!無念!!」
「そう来たか・・・」
選ばれなかった皆さんは落胆の声を上げる。ジュビアさんはたぶん別のことを考えているんだろうけど。
「無理ですよ!!ラクサスさんやガジルさんもいるでしょ!?」
ウェンディは自分が選ばれたことに驚き、選ばれなかった実力者2人の名前を出す。
「だって、まだ帰って来ないんだもん」
マスターは本当は2人も出てほしかったのだろうが、どうやら修行から帰ってきていないらしい。
ラクサスさんは祭りとかやる気無さそうだし、帰ってこないかもね。
「マスターは個々の力より、チーム力で判断したんだ」
自信がないらしいルーシィさんの肩にエルザさんがそっと手を乗せて励ましの声をかける。
「選ばれたからには全力でやろう」
「うん、そうだね」
「はい!!頑張らなきゃ」
エルザさんの言葉でルーシィさんもウェンディも大丈夫そうだ。
「ガチで挑むならギルダーツとラクサスが欲しかったなぁ、と思ったり」
「「「口に出してんぞ!!」」」
マスターの心の声が駄々漏れだったことに俺とナツさんとグレイさんは思わず突っ込む。
「みんな!!この大魔闘演舞は妖精の尻尾の名誉を挽回する絶好のチャンスだ!!フィオーレ最強とされている剣咬の虎を倒し、我ら妖精の尻尾がフィオーレ一のギルドになるぞ!!」
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」
「燃えてきたぁ!!」
エルザさんの掛け声でギルド全員に気合いが入る。絶対フィオーレ一のギルドにするために、全力で頑張るぞ!!
クロッカスにて・・・
俺たち選出された6人は他のギルドの皆さんより先にフィオーレ王国の首都にして大会の開催される花咲都、クロッカスへとやって来た。
年に一度の魔導士たちの祭典『大魔闘演舞』、街はフィオーレ中のギルドの魔導士たちとそれを見に来た観客たちで溢
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ