第4巻後編
夏休み最後での過ごし方
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夏祭りも終えてから、夏休みももうそろそろ終わりだと言う事だったので、たまには部下達を休めるようにして一日休暇を俺の部隊のみに出した。一日休暇という命令だったのか、他の部隊からはクレームがありがちだったが俺の指示だと伝えるといいな〜という視線を出して来た。
セシリアとシャルも最近ここで缶詰状態となっていたので、どこで過ごそうか?と聞いたら俺の家で過ごしたいと言ってきたので承諾。軍服から私服に着替えた俺らは、いつものフェラーリに乗ってから、織斑家に到着するまでの間に箒達にも情報をリークしといた。
『今日一日、織斑一夏は実家で過ごしている』
という情報を箒・鈴・ラウラに横流しをした。それと簪は既に知っていたかのように、俺の家の前にいた。到着してから車庫に入れてから、俺らは家へと上がるが最近はハウスキーパーが仕事をしているので埃一つない感じとなっていた。
「とりあえず上がれよ。特に簪は外で待っていたのだからな」
「一夏から情報が来てから、私はすぐに着いたからね〜」
「ですが私とシャルロットさんは軍にいましたが、簪さんはどちらにいましたの?」
「私は実家に戻っていたから、それに軍属になったからと言ってもまだ公表してない」
そう言いながら、冷房を付けてから冷蔵庫にキンキンと冷やした麦茶を持ってくる。飲んでから、改めてセシリア達は家を見回るが男性の家に上がる事がほとんど無かったので緊張していたがすぐに落ち着いた。
俺の家は一見すると中古物件に見えるが、この家には最新機器を何個か付けている。家電や台所やリビングなどは、リフォームしたかのような部屋であった。それと総合管理をしているのは、自立支援型AIゼロだからだ。
「にしても、夏休みの間に色々とイベント有りすぎだろうな」
「そうですわね。一夏さんが軍属でありながら、私とシャルロットさんが国連軍所属となってからは色々とありましたの」
「そうだね。あとまさか更識家丸ごと記憶共有者だとは思わなかったよ」
「私も最近になって驚いているからね。覚醒前から過ごしていたけど、まさかISをエヴォルトシステム搭載機を貰えるとは思わなかった」
夏休みの間に起きたイベントは、ヨーロッパに行ってからだった。国連軍所属となったが為に、各国の説明に改造してきたISの説明、イギリスで起きた暴行事件にイギリス軍内で起きたクーデターみたいなのが起きたりだがそれはドイツ軍も同じだった。
飛行機ハイジャックを早急に解決し、エンジン全て分離したにも関わらず無事に着陸させた事、そして最大のイベントがエヴォルトシステム搭載型ISだった。
「あ、そうだ。ちょうど空間の中に試作品のケーキを入れていたんだが、お前ら試食してもらえるか?」
「一夏さんの手作りケーキもそうですが
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