第4巻後編
夏休み最後での過ごし方
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また今度もらうのでな、そんなに残念そうに見るな。それでは着替えてくるが、冷たいお茶を持ってきてくれよ」
「了解。それとスーツを別として出してあるから、秋物とかは千冬の部屋にバックで置いてあるんで確認してくれると助かる」
「分かった」
やれやれと言う事だったが、俺はすぐに冷蔵庫から取り出した麦茶をコップに入れてから千冬と一緒にエレベーター乗ったのだった。麦茶を持ちながら、千冬は最近の事に関してを簡単に報告していた。六人の少女らは、まるで兄妹じゃなくて夫婦みたいだと空気感があった。そして数分後に、飲み終わった空のコップを持ちながら台所に洗う予定ので置いといた。
「・・・・あんた、相変わらず千冬さんにべったりね」
「ん?お前は何を言っているんだ。兄妹なんだから、妹を心配するのは当然の務めだろう」
千冬に対する俺の態度に対して、鈴以外の者が弟から兄となったのでそれが当然だろうと思ったようだ。それに俺は千冬の事を可愛い妹としてじゃなくて、歳が二個違うだけなので普通に接していたので不自然ではない。
「ん?お前らどうしたんだ」
「ゼリーかアイス出しなさいよ!」
「やかましい!今すぐ家から放り出すぞ・・・・大人をからかっていると自動的に追い出すんでな」
脅迫したので、これでちゃんとした大人とした態度が取れたので箒達三人は静かに頷いた。そうしていると千冬が来たが、今日は帰ってこないと言っていたが玄関まで行くと夜になったら迎えに行くか俺も酒を飲みたいので場所を教えてくれと頼んだら納得して教えてくれた。それと女子は泊まるなよ?とリビングに付け足してから、玄関から外へと行ったのだった。
「さてと、俺が作ったデザートを食べたいと言ったがホントにいいのか?」
「な、何よ?『それについては一夏に同意するよ』なぜシャルロットがそこで同意するの」
「一夏の手作りは、女性のプライドを粉々に砕く程の威力がある事。それでも食べたいのか?と一夏が言っているのよ」
そう言った簪だったが、箒達はそんなに威力があるのか不明だったので食べてみる事となった。ちなみにコーヒーゼリーだったが、大人用として濃い目に作ってあるからミルクとシロップを掛けてから食えと言った。格好をつけてブラックで食べようとした箒と鈴とラウラだったが、すぐにシロップとミルクを手に取った。セシリア達は既にケーキを食ったので、アイスを食べていた。
「こ、これはなかなかのモノだ」
「あんた、男の癖にデザートも作れるなんて呆れるわね〜『文句あるなら帰れ』うぅぅ・・・・」
「教官は毎日手料理を味わっていた訳だが、これが簪が言った破壊力か」
箒とラウラは落ち込んで、鈴にはハリセンで叩いてから文句を逆に言ってやった。そんで結局夕方までいたので、そ
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