受難‐サクリファイス‐part2/ネクサスVSゼットン
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―――…これで、最期…か…
このままネクサスは、シュウは死を待つだけなのだろうか。
ゼットンが、止めを刺そうとその顔の発行部分に光を灯す。テファは思わず目を閉ざした。
ネクサスも、自分も終わりがついに来たことを覚悟した。
しかし…ネクサスの耳に、
―――まだ諦めるには早いぜ
誰かの声が聞こえた。
―――本当の戦いは…ここからだぜ!!
その時だった。
どこからか飛んできた一筋の発光する球体が飛来、ゼットンに向かって豪快な体当たりをかましたのだ。
「!?」
予想外の事態に、ネクサスも、マチルダにテファ、そしてメンヌヴィルさえも驚愕し表情を一変させる。
発光体が地上に降り立つと、その姿をネクサスと同様の巨人のものに変身させた。
「な、何!?」
恐る恐る目を明けたテファは目を見開いて驚きを露わにする。
「ゼロ…じゃない。でも…」
マチルダはその巨人の体に刻まれた青と赤の模様を見て、一瞬ゼロが助けに現れたのかと思ったが、よく見ると全く違っていた。
しかし、一つはっきりしたことがある。
「あの巨人も、ウルトラマン…!」
「シュワ!!」
現れたのは、ネクサス…シュウとは大きく異なる、豪快な雰囲気と心の熱さを表に出したウルトラマンだった。
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