暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico30剣槍エヴェストルム・アルタ〜Rebirth of the Sacred device〜
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ちゃったよね」
「もし私にデバイスマイスターの資格があっても断ってたかも」
「絶対にミスなんて出来ないもんね〜」
なのはとフェイトとアリシアがそんな話をしながら家に戻ってく。あたしも「プレッシャーがとんでもないわよね」会話に参加。はやても「わたしも責任重大過ぎて逃げたなるわ」って参加する。
「でも、すずかちゃんは引き受けたね。ルシル君の新デバイスの製作を」
そう。ルシルがすずかを連れて本局ーースカラボへ向かった理由は、ルシルの“エヴェストルム”を作り直すため。頼まれた時は散々無理だ何だって騒いでたけど、結局は引き受けてこの1週間はずっとスカラボに入り浸り。マリエルさんやドクター達にも協力してもらってるそうだし、かなりすごいデバイスを作るはずだわ。
「ルシルのデバイスは、対エグリゴリの時でも使うみたいだし」
「そう思うとやっぱ恐いな〜。ルシル君の命が懸かってくるんやから」
命が懸かってくるのは他の局員もそうだけど、ルシルは特に死へ直結する相手との戦いだから。それでもすずかは、ルシルからの依頼を受けた。
「だけど頑張ってほしいよね、すずかちゃんに」
「デバイスマイスターって夢への一歩目だし。エヴェストルムの製作が、すずかにとって今後の為になる経験になってほしいものね」
頑張んなさいよ、すずか。見るだけじゃなくて実際にその手でハイクラスなデバイスを製作することはきっと良い経験になるわ。
†††Sideアリサ⇒すずか†††
早くも11月に入ってからの数日目の今日。私たち特戦班は本局のトレーニングルームを貸し切って、ルシル君の新しいデバイス、“エヴェストルム・アルタ”の運用テストを行うことになった。
「ルシル君・・・」
ルシル君の左中指にはめられた銀の指環を見る。マリーさん、ドクター、そしてウーノさん達シスターズの協力、ルシル君の膨大な知識の元、私をリーダーとした開発チームが1ヵ月と懸けて作りだした、ルシル君の新しいデバイスだ。
・―・―・回想です・―・―・
先日のリンドヴルム首都襲撃事件――クラナガンの悪夢の終結宣言直後に気を失ったルシル君。目を覚ましたのはその2日後で、シャマル先生の権限で強制入院。私たちは、そんなルシル君のお見舞いのために本局・医務局へやって来た。
「具合はどないや? ルシル君」
「これから1週間も検査入院だと。考えただけで気が滅入るよ」
「無茶をした罰よ、ルシル君。しっかりと休んでもらいますからね」
シャマル先生に叱られたことでしゅんと肩を落としたルシル君に、私たちは苦笑するばかり。それから、ルシル君が1ヵ月と学校を休んでた分のプリントやノート写しを渡しながら、学校や特戦班の本部――海鳴市郊外の家での出来事を話す。私たち
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