暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico30剣槍エヴェストルム・アルタ〜Rebirth of the Sacred device〜
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動一課・臨時特殊作戦班――略して特戦班の本部へ帰宅。すると早速「おかえりー!」あたし達の中で2人しか居ない男子の内の1人、ジョンがあたし達のところ、正確にはすずかのところへやって来た。

「ただいま、ジョン君。良い子に出来てた?」

「もう。すずか、僕はすずか達と同い年くらいなんだよ。良い子に出来た?なんて子供扱いしないでほしいな」

そう言って反論するジョン。未だに自分が何者なのか、どうしてリンドヴルムに追われてたのか思い出せないジョンだけど、時間が経つにつれてそれなりに年相応な態度をとるようになってきた。けど、ちょっと生意気な方向になったかもしれないわね。

「おかえりなさい、みなさん」

「おかえりなさい、主はやて、皆も」

ジョンと話してると、2階からベッキーとシグナムが降りて来た。ただいま、って挨拶を返した後はそれぞれの部屋(3人1部屋ね)に行って鞄を置いたり着替えたり。下へ降りるために階段室に戻って来たら、「ただいまー!」ルミナの元気いっぱいな挨拶が下から聞こえてきた。

「たっだいまー!」「ただいまですぅ〜♪」

「ただいま帰りましたー!」

遅れてヴィータとリイン、そしてシャマル先生の挨拶が。ルシル達の「おかえりなさい」を聞きながら降り切ると、リビングにはシャマル先生とヴィータとリイン、そしてエコバッグを両手に持ったアルフとザフィーラが居た。買い物に行ってたのね。シャマル先生とアルフが食材をしまってる中、「見て、イリス! コンプリート!!」ルミナが小さな箱の中身をイリスに見せてはしゃいでる。

「おお。集めてた食玩フィギュアをとうとうコンプリートしたんだ〜」

「そうなの♪ シルバニ○ファミリーのフィギュア♪ こんなに可愛くて小さなフィギュア、ミッドに無いから。任務が終わってミッドに帰ることになったらもう手に入らないと思って」

「ダブりはどうするの? ルミナ」

「もちろん持って帰る。さて。次はどの食玩をコレクションしようかな〜。あっ、毎号にパーツが1つ1つ入ってるやつでも買おうかな〜」

「コンプ出来ないに1000円」

「あたしは1100円」

「賭けないでもらえる? アリシア、アルフ。でもやっぱり可愛い物を集めるに限るね〜♪」

上機嫌なルミナはコンプリートしたフィギュアを飾りに、自分とベッキーとセレスの3人部屋へとスキップで向かった。

「そういやセレスはまだ本局から戻って来てねぇんだな。頼まれてた少女漫画の雑誌と単行本の最新刊買ってきたのに」

ヴィータがエコバッグから分厚い漫画雑誌と単行本を取り出して、リビングテーブルに置いた。セレスがドはまりしてる少女漫画の最新刊と掲載雑誌だわ。ルミナもそうだけどセレスも日本の漫画やアニメ、フィギュアに興味を持ち始めて
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