暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico30剣槍エヴェストルム・アルタ〜Rebirth of the Sacred device〜
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んのその言葉に私たちの会話は一度止まる。そして、ルシル君対ベッキーちゃん+五精霊の魔術使用による模擬戦が始まった。
・―・―・―・―・
リンドヴルムの本部である天空城レンアオム。その本城内に、“堕天使エグリゴリ”の三強の一角にしてロストロギア蒐集実行部隊・第0小隊ドラゴンハートのリーダー・ハート1である戦導の鉄風シュヴァリエル・ヘルヴォル・ヴァルキュリアの姿があった。
シュヴァリエルがいま居るのは蒐集したロストロギアなどを保管しておくための倉庫。彼の視線の先には鎖で拘束された複数の神器。中にはここレンアオムより逃亡した人化できる神器たちの姿も在った。
「ブリード・スミスが神器王の手に渡って早1ヵ月近く。しかし未だにここへは来ない。何かの作戦か・・・?」
シュヴァリエルが思案顔になる。人化できる神器の中で唯一ルシリオンの元へ辿り着いた“ブリード・スミス”は必ずここレンアオムの在る無人世界の場所を伝えると思っていた。だが、そう警戒していたのに気が付けば1ヵ月と経過。何か企んでいるのではないかと疑うのも無理はない。
「まぁ、いいさ。どのような企みで有ろうと真っ向から吹き飛ばすだけだ」
そう言って倉庫から出るシュヴァリエル。厳重にロックをかけ、朝焼けに染まる廊下を1人歩いていると、目の前から新生・第0小隊ドラゴンハートのメンバー4人が歩いてきた。そんな彼らに連行されるような形で歩く1人の少女。漆黒の髪に銀の瞳、黒のノースリーブワンピースと言った外見。
「シュヴァリエルさん。お目当てのターゲットを発見、確保に成功しました」
新たなハート3である女性がそう報告した。シュヴァリエルは「ご苦労さん。ソレは俺に任せて、お前らは休んでくれ」と労いの言葉をかけ、ドラゴンハートから少女を預かった。2人きりになったシュヴァリエルと少女。
「散々逃げ回っていたのに、結構あっさりと見つかって捕まったんだな」
「ふわぁ・・・。わざとですよ、捕まったのは。逃げ続けるのも楽ではないから」
シュヴァリエルを前に大きなあくびをして答える少女は余裕に満ちている。自分の身に危険が無いと理解しているようだ。自分を必死に捜し、傷を負わせるような真似をせずに確保という手段をとった。それが、自分の身の安全が確かなものだとする思考の材料だったのだろう。
「私を確保したその目的は、再びアールヴヘイムへ侵攻することなの?」
「アールヴヘイムだけじゃない。ラグナロク以降、滅亡することなく再建された各世界に眠る神器を回収する。それが俺のボス、リンドヴルムの願いだからな」
「・・・それで下位次元と高位次元を繋げられるほどの機能を有する転移門ケリオンローフェティタの錠である私ローフェティタと、門自身である私の半身、ケリオンを捜索している、
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