暁 〜小説投稿サイト〜
5.神無異の飼い方
3.休みの日は自宅待機、それが一番
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いつの間にか持っていた団子を頬張っていた。

結「カッコよさ半減、団子を頬張ってなければもっとカッコよかった。」

白「定期的に糖分取らないと禁断症状が????。」

結「嘘だろ!絶対嘘だろ!」

白「あ、バレた?」

結「俺でもわかるよ??」

白「そうなんだ、どうでも良いけどもう行かない?ここ暑苦しいよ。」

結「おう、そうだな、行くか。」

サ「ちょっと!待ちなさい!」

結「あ〜?」

結城は面倒臭そうに振り向く。

サ「ここから出たいのなら、王家直属の騎士を倒してから行きなさい!」

結「普通逆じゃね?ここにいたくば、じゃね?」

白「ユーキ、あいつら面倒臭いよ、殺しても良い?」

結「だーめ、痛めつけるだけにしろ。」

白「うゅ????分かったよ。」

結城はショボくれた白夜の頭を撫でる、白夜も渋々承諾した。

結「つーかさ、何で俺らがここにいなくちゃいけないワケ?

魔王退治だかなんだか知らねぇが、そいつぁそこにいるユウシャサマに任せりゃ良いだろ。

それとも何、俺らがいないとそいつの気を引けないってか?」

サ「そっ、そんなわけないでしょう!妄想もほどほどにしなさい!」

白「つまんない嘘吐くんだね、お前。」

サ「なっ????!」

白「程度の低い嘘ばっかり、嘘を吐くなら幸せにできる嘘を吐きなよ、お前の吐くつまんない嘘は嫌いだ。」

サ「ッ??????」

「王女様になんて口を??」

白「ー勝負は」

周りは静まり返る、明らかに一変した白夜の異様な雰囲気を感じ取ったのだろう。

白「約束通り、闘技場でやろう。」

冷笑する白夜に、その場にいた結城以外皆戦慄した。
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