3.休みの日は自宅待機、それが一番
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白「ここにいるよ。」
白夜は結城の膝の上に座っていた。
結「お前軽いなぁ。」
白「人じゃないからね、本来は栄養摂取の必要も皆無だよ。」
風「う????う〜ん??????ここは???????」
結「あぁ、不幸だ。(←不幸者)」
白「フラグ回収ごめん。(←誰もが認める不幸者)」
風「あっ、結城??」
結「抑えろ????殴るのは後だ??????。」
白「偉いユーキ。」
白夜はポンポンと撫でる。
「ひ、姫様????これは????????」
「落ち着きなさい!勇者様、よくおいでくださいました。」
姫と呼ばれた美少女は、跪いて風魔の手を握った。
結「うん知ってた、こうなることは知ってたよ、だから殺そうリア充を??」
白「大丈夫だってあんなのただの面食いだから!ユーキにはもっともっと素敵な人がいるから??だから落ち着いてユーキ??」
白夜は結城の腰にしがみついて止める。
白「だいたい予想済みならここでやらなくてもいいじゃん?後に取っておくほうが絶対良いって!」
結「くぅぅぅ??????」
それでも構わず話を続ける姫、もといサリーシャ・ドルトンヌ。
サ「私は王族、ドルトンヌの第一王女、サリーシャ・ドルトンヌです。
も、もしよろしければ名前を教えていただけますか?」
風「えっと、風見 風魔????あっ、フウマ・カザミです。」
サ「フーマ様ですね!」
白「恋する乙女って????ああ言うのは嫌いだなぁ。」
結「激同。」
トボトボと城を出ようと歩き出す。
風「あれ、結城、どこに行くの?」
しかし、風魔が語りかけたことにより、結城と白夜に意識が向いた。
結「別にどこでも良いだろ?お前には関係ないんだし。」
風「え、一緒に来ないの?」
結「はぁ?むしろなんで一緒に行かなきゃならないんだよ。」
サ「フーマ様に何て口の利き方!そもそも、一緒に来ないと根無し草ですわよ!」
結「え?そうなの?」
白「そうでもないよ、僕はここのお金も持ってるから大丈夫。」
白夜は言うが、サリーシャを見る眼は恐ろしく光のない眼だ。
結「あーなんか問題なくなったわ、そんじゃ、俺ら行くんで。」
サ「部屋も金も用意してさしあげますわよ?もちろん護衛だって。」
風「サリーシャがそう言ってくれてるし行こうよ。」
「「いらない。」」
サ「なっ??????」
そんな馬鹿な、とでも言うようにあんぐりと口を開ける。
結「護衛より遥かに信頼できるやつがいるし、部屋も金もある(って白夜が言ってた)からいらねぇよ。」
白「嘘のレベルとしては最低だね、つまらない嘘だ。」
白夜は
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