暁 〜小説投稿サイト〜
陸軍兵士が誤って海軍鎮守府に移籍させられてしまったようです
移転先は海軍!?
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チャと箱の中身を確認している李悠に声をかけ、2段ベッドの下段に腰を下ろす。箱の中身はやはり追加報酬のマガジンや手榴弾だった。
「うん。確認もできたから寝ようか〜」
「…一応ワルサーは持っておけよ」
「わかってるよ〜」
電気を消し李悠がベットの上段へと上がっていく。
「…久しぶりにゆっくり寝られるね〜」
「作戦中は殆ど十数分の仮眠を数回だったからな…正直眠い」
「だよね〜。僕も凄く眠いや」
ふわぁと小さな欠伸が聞こえる。今回作戦完了までに三日かかった。敵本拠地ということもありうかうかと睡眠を取ることが出来ず三日合わせても一時間程しか眠っていない。激しい戦闘に極度の睡眠不足となれば眠くなるのは当然だ。
「李悠、お前は先に寝ろ。俺はもう少し警戒した後に寝る」
「ん〜分かった〜おやすみ〜」
「あぁ。おやすみ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「暗闇〜朝だよ〜」
「…あぁ、今起きる」
李悠の声で目が覚め返事を返してから端末を取り出すし時間を確認すると5時少し過ぎを表示している。昨日李悠が眠ってから一時間程警戒していたが何も無かった為早々と寝た。しかし、久々にこんなに寝たな
「おはよう…李悠」
「うん、おはよう暗闇〜」
サッと服を着替え、紫煙を燻らせている李悠に声をかけてからテーブルに軽食と共に置いてあるコーヒーを一口啜る。
「朝から機嫌がいいな」
「うん、久しぶりによく寝たからか体が凄く軽くてね〜」
「そうか?確かに疲れは抜けているがあまり変わらなくないか?」
「そう?う〜ん僕疲れに敏感なのかな〜?」
「…そうかもしれんな」
軽食のパンを噛じりながら煙草に火を着ける。
「さ〜て、そろそろ弾薬を詰めなくちゃね。食べ終わったら手伝ってね〜?」
「了解した」
そう言って李悠は煙草を消し、テーブルの横に置いてあるマガジンに弾薬を詰め始めた。
「暗闇〜僕少し不思議に思ったんだけど、何で中尉は僕たちの使ってる武器の弾薬とマガジンを知ってるのかな〜」
「それは追加報酬の所に何の弾薬が何発必要で弾薬全部で何発いるのかを書いておいたからだな」
「あぁ〜300発って全弾薬合わせてってことだったのか〜」
「そういう事だ。誰でも弾薬やマガジンの種類は聞かないとわからないからな」
カチャカチャと次々とマガジンに弾を詰めながら笑う李悠。今詰めているマガジンは俺が使っているSMGのマガジンだが何年も弾詰めを頼んでいるからかもう見なくても弾を入れられる程だ。
「…ご馳走様。食い終わったし手伝うぞ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「っとよし、こ
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