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5.神無異の飼い方
2.人外どころか神外を飼いました
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白「力尽く?いいね、分かりやすくて。

弱いやつを相手にするのは好きじゃないけど、その心意気と喧嘩は買うよ。」

それでも白夜はまったく余裕の笑みを崩さない。

「いや、良くないよ、俺喧嘩できないよ。」

結「白夜、お前は出来るだけ敵の数を減らしてくれ。」

白「全滅させられるけど?」

結「いや、向かってきたのは俺がやる、もし俺が危なかったらそのときはよろしくな。」

白「了解ご主人、仰せの通りに。

幸い銃は数人くらいしか持ってない、そっちを先に片付けさせてもらおうかな。」

「さあ行きなさい??」

それを合図に一斉に攻撃を仕掛けてきた男たち、なかなか先鋭された動きである。

しかし、神を幾多も殺してきた白夜にとっては、人間など取るに足らない相手である。

向かってきた一人の足を掴み、怪我をしない程度に銃を発砲しようとしている人間の元へと投げる。

それに気を取られて隙ができた銃を所持した男を三人蹴り倒す。

残る銃所持者は五人、白夜は両手に銃を持ち、天空に向かって発砲した。

小学生くらいの子供(外見)が、片手で、だ、しかも全くブレていない。

静まり返る戦場、白夜はニヤリと笑う。

白「銃所持者、その拳銃抜いた瞬間腹撃ち抜くよ。」

結「隙あり!」

結城はその間に近くにいた銃所持者を二人倒し、銃を回収した。

そしてやっと動き出した戦場だが、それもすぐに止まることになる。

白夜は残った三人を蹴って肩を切りつけた、素手だが白夜の爪は切れ味抜群である。

人間の皮膚など紙のように切れる。

すべての銃を回収した白夜たちは、固まっている男たちの数をどんどん減らし、最終的には皆いなくなってしまった。

白「ユーキ、助かったよ、おかげで手間が省けた。」

結「いやいや、それはこっちもだ。

お前がいなかったらかなりキツかった、守りながら戦うって存外難しいな。」

白「一瞬の気の緩みが命取りだしね。」

白夜と結城はハイタッチをする、いや、片方は低タッチだが。

「わ????私のボディーガードがこんなにもあっさりと??????。」

「アンタ????いつの間にそんなに強くなったのよ??????!」

ハーレムズと風魔は目を剥く。

結「別に俺が強かろうと強くなかろうと俺の勝手だろ、俺たちは勝った、帰るからな。」

誰も止める者もいないまま、三人は帰っていった。
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