2.人外どころか神外を飼いました
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。
下を見ると白夜が抱きついていた。
白「ユーキお帰り〜、おなかすいた〜、甘いもの食べた〜い。」
結「おー、見事にフラグ回収したわ。」
「誰?お前の妹さん?」
結「そうだ。」
「マジで??」
結「義妹だけどな。」
白「絶禍 白夜です!」
「マジで良くできてる妹さんだな????。」
白「????ん。」
白夜は不意に視線を向ける、その先には結城が最も嫌う集団が。
どうやら結城を探しているようだと白夜は伝える。
結「さー帰るか、あいつらと一緒にいるとろくなことになりゃしねぇ。」
白「??????。」
白夜は何か言いたそうな顔をしていた。
そして帰り道。
結城とその友人は口元をヒクつかせ、白夜はただ無表情でいた。
白「ユーキ、フラグ回収お疲れ様。」
結「何でや!」
「フラグを建てたお前が半分悪い。」
白「同意。」
結「くそおおおお??」
白「まぁ、やっこさんそうやすやすと帰してはくれないみたいだけどね。」
白夜は自分たちを取り囲むようにして隠れている気配に感づいていた。
「何よアンタ、ついにロリコンの仲間入り?」
「気持ち悪ぅ〜い!」
「今後私たちに近づかないで欲しいな。」
結「俺もお前らとは近づきたくないから良かったわ〜、あんなやつのどこが良いんだろうな?」
白「ユーキ、世の中はルックスなんだよ。」
結「マジでか、じゃああいつらモテモテなのか?」
白「そうでもあるしそうでもない、付き合ってもすぐにフられる運命だよ。」
結「うん、超便利だなそれ。」
コソコソと話す結城と白夜、チラチラと見ては馬鹿にしたように笑う、いや、事実馬鹿なのだが。
「ちょっと!何コソコソ話してるのよ!」
結「いや別に、こいつは俺の妹だ、それに俺は美乳のお姉さんが良い。」
白「ユーキはろりこん?ってやつじゃないのは確かだよ。」
結「つーか何の用?」
「風魔が貴様と一緒に帰りたいと言ったので仕方なく、来てやっているのだ。」
仕方なく、を強調して言った委員長、その言葉を聞いた白夜はため息を吐く。
白「アンタ、つまんない嘘吐くんだね。」
委員長どころかその場にいた白夜以外が目を見開く。
白「言っておくけど僕たちはからおけというものには行かないよ、そんなのに付き合っている暇はないんだ、君たち暇人と違ってね。
そうなると君たちはどうする?」
白夜は不敵に笑う、ハーレムズの一人はやれやれと首を振った。
「そうですか、致し方ありません、力尽くでも来てもらいます。」
それを合図に屈強な男たちが出てきて、結城たちの帰り道を塞いだ。
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