2.人外どころか神外を飼いました
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人もたまにいるから大丈夫だよ。」
白夜がにっこりと笑う、しかし結城にはそれが良くできた偽りの笑顔に見えた。
結「よし、決めた、お前家に住め。」
白「ユーキ、俺と一緒にいると死ぬよ?これは本当のことだよ?」
結「人間誰しも死ぬもの、遅いか早いかの話さ、それに俺が死んだって悲しむ人はいない。」
白「僕は悲しいよ?」
結「お前強いんだろ?俺もそこそこ強い、死にたくなかったら足掻くさ。
そうだな????もしお前が俺の死を悲しむなら、お前が守ってくれればいい。」
白「あ、そっか、そうだよね、そうすれば一緒にいられる!ありがとうユーキ!僕頑張ってユーキを守るよ!」
白夜は結城に飛びつく、結城は犬ってこんな感じなんだろうなぁと別のことを考えていた。
この日から、結城の家には自宅警備員(妹かつ忠犬)が住むようになった。
結「ん?????ぎゃああああ!弁当忘れたあああああ??」
「どんまい千羽!俺の飯はやらんぞ。」
結「誰が野郎の飯なんざ食うか、食うなら女子のがいい。」
「何だと非リアが!」
結「いや人のこと言えないよな、お前もじゃん。」
「千羽くん、ちょっと。」
先生に呼ばれた結城は教室を出て玄関へと向かった。
結「あ、白夜!」
白「ユーキ弁当忘れたっていう運めーもごもご。」
結「その話はまたあとでな〜、サンキュー、助かったぜ。」
白「うん、それじゃあ帰るね!」
白夜は走って千羽家に帰ってしまった。
「ついにお前もロリコンか????。」
結「いや、妹です、良くできた、先生と一緒にしないで下さい。」
「いいなぁ、ああいう妹欲しいわ。」
結「なんかもうアンタだけは黙っててください。」
結城は弁当を持って教室に入り食べ始めた。
「何だ、弁当届けてもらったのか?」
結「まあな、意外に美味いなこの飯????。」
「何、お婆ちゃんにでも届けてもらったか?」
結「お婆ちゃんいねぇし、妹だよ。」
「「「「はぁ??」」」」
結城はビクリと体を震わせる。
結「何だよ?」
「お前妹いたのかよ??」
「どんな妹??可愛いか??」
結「あぁ、なんかわんこみたいだぞ、可愛いし気配り上手だな。」
「うおおおおお!いいなぁ??」
「超見てみたいわ!お前の妹さん!」
結「言うなら癒しだな、校門に迎えに来たりしてな。」
冗談だけどな、と笑いながら結城は言う、まさかフラグになるということは思いもよらなかっただろう。
そして帰りー
「千羽ー帰ろうぜー!」
結「おう、帰るか。」
荷物をまとめた結城は校門へと出る、そのとき腹に軽い衝撃がきた
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