暁 〜小説投稿サイト〜
5.神無異の飼い方
2.人外どころか神外を飼いました
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
人もたまにいるから大丈夫だよ。」

白夜がにっこりと笑う、しかし結城にはそれが良くできた偽りの笑顔に見えた。

結「よし、決めた、お前家に住め。」

白「ユーキ、俺と一緒にいると死ぬよ?これは本当のことだよ?」

結「人間誰しも死ぬもの、遅いか早いかの話さ、それに俺が死んだって悲しむ人はいない。」

白「僕は悲しいよ?」

結「お前強いんだろ?俺もそこそこ強い、死にたくなかったら足掻くさ。

そうだな????もしお前が俺の死を悲しむなら、お前が守ってくれればいい。」

白「あ、そっか、そうだよね、そうすれば一緒にいられる!ありがとうユーキ!僕頑張ってユーキを守るよ!」

白夜は結城に飛びつく、結城は犬ってこんな感じなんだろうなぁと別のことを考えていた。

この日から、結城の家には自宅警備員(妹かつ忠犬)が住むようになった。




結「ん?????ぎゃああああ!弁当忘れたあああああ??」

「どんまい千羽!俺の飯はやらんぞ。」

結「誰が野郎の飯なんざ食うか、食うなら女子のがいい。」

「何だと非リアが!」

結「いや人のこと言えないよな、お前もじゃん。」

「千羽くん、ちょっと。」

先生に呼ばれた結城は教室を出て玄関へと向かった。

結「あ、白夜!」

白「ユーキ弁当忘れたっていう運めーもごもご。」

結「その話はまたあとでな〜、サンキュー、助かったぜ。」

白「うん、それじゃあ帰るね!」

白夜は走って千羽家に帰ってしまった。

「ついにお前もロリコンか????。」

結「いや、妹です、良くできた、先生と一緒にしないで下さい。」

「いいなぁ、ああいう妹欲しいわ。」

結「なんかもうアンタだけは黙っててください。」

結城は弁当を持って教室に入り食べ始めた。

「何だ、弁当届けてもらったのか?」

結「まあな、意外に美味いなこの飯????。」

「何、お婆ちゃんにでも届けてもらったか?」

結「お婆ちゃんいねぇし、妹だよ。」

「「「「はぁ??」」」」

結城はビクリと体を震わせる。

結「何だよ?」

「お前妹いたのかよ??」

「どんな妹??可愛いか??」

結「あぁ、なんかわんこみたいだぞ、可愛いし気配り上手だな。」

「うおおおおお!いいなぁ??」

「超見てみたいわ!お前の妹さん!」

結「言うなら癒しだな、校門に迎えに来たりしてな。」

冗談だけどな、と笑いながら結城は言う、まさかフラグになるということは思いもよらなかっただろう。

そして帰りー

「千羽ー帰ろうぜー!」

結「おう、帰るか。」

荷物をまとめた結城は校門へと出る、そのとき腹に軽い衝撃がきた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ