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もし俺がFate/Zeroの世界でランサーのマスターになった場合
第十四槍
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ちに招待する気もないんだけどなぁ……」

足を止めて背後を振り返らずにそう呟く。

「出てきなよ。そこにいるのは分かってるからさ」

探知に引っ掛かったのは一人。これでまずアサシンの可能性は消えた。
……ま、今ここで狙ってくるのなんてだいたい予想はつくけど

人通りの全く無いこの通り。その脇道に感じる人の気配。

「……プロだねぇ」

気付かれているのに姿を見せないのは凄いよね。まさに仕事人っ! て感じだ。

「……ま、俺に対してはそれは下策だぜ? 衛宮切嗣の腰巾着。いや、人形かな?」

振り返ったその先で、微かに動揺する気配が見てとれた。
手を出さないなら無視するけど……そういうわけにもいかなさそうだよなぁ……

俺は結界を二重に張り、静かに戦闘体勢を整えたのだった
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