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高校生エレクトローター
三十七話 知らない世界(ワールド)
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た空気と全く違ったことを実感した。人と話したことが少なかった広翔だが、口下手なりに話せたと思う。

また、この世界のことについてまだ全然知らないことが多いようだった。広翔が生きてきた軍の中は池の中の蛙だったようだ。技術が発展し、また超能力がこの世界の人間価値を決めるようなことも。まずいろいろな情報を得るようなことが必要だ。情報メディアなどを通して知識を得ていく必要がある。広翔はいろいろと考えていた。

・・・

いろいろ考えながら、家に着いた。しかしインターホンを押しても誰も出てこない。カギを忘れていたことを思い出した。

(まだもどってないのか・・・)

加奈はまだ戻っていないようだ。大体3時ころだろう。

5分くらいたってまた外に出かけだした。制服のままだったがまた商店街エリアに向かった。とりあえずぶらぶら立ち歩くことにしていたが、大きい電化ショップに寄った。
・・・そこは夢のような世界が広がっていた。
見たことない機械?
黒い光沢のある板?巨大なテレビ。謎の世界と言える。

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