Another31 取り調べ=カツ丼
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部屋をカーテンで閉ざし、真っ暗にしたリビングで、どこからか引っ張り出してきた電気スタンドの明かりをプロットモンに向ける。
ブイモン[さあ、とっとと吐いたらどうなんだ?証拠は既に掴んでいるだぜ?]
プロットモン[さあ、何のことかしら?私は何も知らないわ]
ブイモン[とぼけるのもいい加減にしろ!!]
ダアンッ!!
リビングのテーブルを力一杯叩く。
太一「うちのテーブル…壊すなよ…」
テーブルが壊されないかハラハラして見ている太一。
ヒカリ「何か刑事ドラマみたい」
大輔「うん、まあ間違ってない」
アグモン[まあまあ、ブイモン刑事。落ち着いてよ]
スーツ姿のアグモンが現れた。
太一「いつの間にか進化してやがるし、ノリノリだし。ていうかあのスーツどこから出して来やがった」
ヒカリ「コロモン?」
大輔「コロモンじゃなくてアグモン。デジモンは進化すると別のデジモンになるんだ。」
ブイモン[これは…アグモン刑事。]
アグモン[ちょっと僕に代わって、はいカツ丼…はないからお菓子。]
カツ丼の代わりにお菓子の盛り合わせをプロットモンの前に差し出す。
大輔「…カツ丼作ってやろうか?」
太一「材料がないし、それに店屋物は駄目だぞ」
アグモン[プロットモンだっけ?君がミーコの餌を盗み食いしたことでミーコがどれだけ迷惑を被ったか分かる?]
大輔「昔ミーコの餌食ったお前に言えることじゃねえがな」
アグモン[げふんげふん!!とにかく、デジタルワールドにいる君の仲間が、これを知って泣いているよ…]
太一「いやそれ以前に知る手段ねえだろ」
一方、デジタルワールドのゲンナイの家でツカイモンはデジタル新聞を見ていた。
ツカイモン[ん?こ、これは!!?プロットモンが飼い猫の餌を盗み食いした罪で逮捕された!?プ、プロットモンがこ、こんなことをおおおおおお!!!?]
泣き崩れるツカイモン。
ユーノ「何してるのツカイモン?」
ツカイモン[いや、一度やってみたかったんだ。]
あっさりと復活したツカイモン。
大輔「とにかく、茶番はこれくらいにして。プロットモンがヒカリちゃんのパートナーデジモンであることは分かった」
太一「ヒカリを…連れて行かないと…いけないのか?危ないんだぞ?デジタルワ
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