最終回
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てこれを見せるためだよっ!」
K「そうですか????。」
ケイトは脱力した。
K「????????それにしても懐かしいですね、映画化するんですか?」
エ「うん、なぜか分からないけど採用されてね。」
K「そうですか。」
エ「白夜くん、今頃どこにいるのかな、あれから紅さんとも白楼さんとも会えてないし。」
K「私たちは人外に仲間入りしましたしね。」
エ「うん、私ね、白夜くんを残せるなら何でもよかったんだ。
みんながフィクションだと言っても、私たちは体験したわけだからさ。」
エレンは少し悲しそうに微笑む。
K「何も出来ずじまいでしたけどね。」
エ「痛いとこつくなぁ。」
K「それにしても白夜さんを担当した役者、すごく似ていますね。」
エ「そうでしょ?最初見たときは驚いたよ、同一人物なんじゃないかってさ。」
K「名前はなんて言うんですか?」
エ「火神 白夜(かがみ はくや)くんだってさ、学生の方は火神 黒夜(かがみ くろや)くん、珍しい名前だよね。」
K「そうですね。」
「すいませーん!火神たち見ませんでしたか??」
エ「見てないけど????。」
「そ、そうですか????!すみませんでした!」
忙しそうだなぁ、と視線を送る二人、何気なくスタジオを見ていたエレン。
エ「????白夜(びゃくや)????くん?」
K「どうかしましたか?」
エ「あっ、いや、疲れてるのかな、白夜(びゃくや)くんの幻覚が見えてさ。」
K「疲れてますね、今日飲みに行きますか?パーっと、もちろん私が奢りますよ。」
エ「お言葉に甘えて行かせてもらおうかな〜、あっ呼ばれたから行ってくるね。」
エレンはパタパタと走って行ってしまった。
K「????今頃どうしているんでしょうかね??????。」
ケイトは遠い目で見渡す、エレンが見たという幻覚を見ようとしていた。
ふとケイトは頭上に気配を感じ上を見た。
K「????ッ!」
ケイトは目を見開いた。
そこには足に手を乗せて頬をついた白夜(びゃくや)が様子を見ていたからだ。
白夜(びゃくや)はケイトが見ていることに気がつくと、嬉しそうに笑い、黒い霧となって闇に紛れて消えた。
ケイトはしばらくその様子を見ていたが、嬉しそうに笑った。
K「??????全然、私たちが心配しなくても元気そうですね、本当に儚い人だ。」
ー完ー
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