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4.神無異がクトゥルフ神話舞台に行くよ!
最終回
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が思っている以上に必要とされている存在なんだ。

あんたを必要ないっていうやつらはただの馬鹿。」

白「????知ってる。」

白夜は一息置いてからまた話し始めた。

白「どうして『それ』が俺の存在価値なのか、どうして『それ』が俺の使命なのかは分からん。

だから昔はよく自分から消えようとした。

でも、幾らやっても消えやしない、ただみんなの中から俺が消えていくだけ、それで時間が経ったら思い出すんだ。

それで、どうしてそんなことしたんだって叱られる。

俺の存在は俺だけのものじゃないのか?俺がどうとでもしていいものじゃないのか?

俺は俺を殺しにきたやつを殺して消してきた、人間も神も。

妖怪は一部のやつが、獣はみんな孤独の痛みとかを分かってたから、さほど嫌いじゃない。

でも、人間と神は俺の大切なものどんどん奪っていった。

俺が関わらなければ惨い死に方をすることもなかった。

だから俺は必要以上に生き物に関わるのはやめた、関わっても、すぐ逃げるようにしてた。

人間も神も大嫌いだけど、やっぱり俺をちゃんと見てくれるやつもいるから。

俺は光が怖い、臆病者だから、ずっと光に手を伸ばす勇気もなくて闇の中にいる。」

紅「この世界は????いや、どの世界でもあんたの意思次第でどうにでもなるんだぜ?」

白「そうだろうな、俺が全て消し去りたいと全力で思えばみんな消える。

でも、俺はもう独りは嫌だ。

遠くでも、誰かがいるっていうことを理解していたい、そうすれば、俺は独りじゃないから。

それが、俺にとっても、生き物にとっても最善の策なんだ。」

エ「嘘、だよ????なら何でそんなに辛そうな顔をしているのさ!」

白「さあな、俺は自分の感情はよく分からん。

でも、お前らといるときは幸せだっていうことはよく分かる。

ありがとな、最後まで、じゃあな。」

白夜は悲しそうな笑顔でそう言い残し、闇に紛れて消えてしまった。

白夜を止めることもできず、泣き声がただただこだました。






























































































「はいカットー??」

「「「「「お疲れ様でーす!」」」」」

あれから数年後ー

エ「いいね〜、名演技名シーンだよ!」

K「何ぞこれ、私は一体なんのために連れてこられたんですか?」

エ「何っ
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