第4巻後編
夏祭りの準備風景
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器となった。とまあ箒の様子見をして来た訳だが、これから奏と優斗は暇か?篠ノ之神社での祭に誘いに来たのが本命なのさ」
「なるほど。だから父さんがこうして来た訳なのか、それに家族で祭に行くのは余りない機会だね。母さんはどうする?『無論行くわ』そう言うと思ったよ」
「こちらの仕事はお任せを。それにたまにはこちらでの一真さんとお祭りを楽しんで来てはどうです?」
そうして俺と奏に優斗はそれぞれの浴衣を創造の力で創ったのを、奏と優斗に渡してから俺と優斗で着替えた。浴衣にはちゃんとメンズ用もあるので、俺と優斗は主に青系統ので、奏のは白と赤が特徴的な浴衣だった。ワンタッチで着替えるモノだったので、すぐに着替え終えた俺達は夜となった事で箒が本番でやる神楽舞を見てから箒に挨拶しようと思った。
一方練習を本番だと思いながらやっていた神楽舞を踊り終えた後だったが、叔母さんはとても絶賛していた。ここを離れても舞の練習はしていたと質問を受けたが、一応巫女だと言った箒だった。これに関して絶対に俺には知られたくなかったそうだが、女らしい事をしていたとしても俺は正直に拍手するし昔も悪ガキ男子に冷やかされた事をハリセン一発で粛清した事もな。粛清した事で、最初の印象が最高だった為なのか今でも覚えているそうで。
「(昔は数人掛かりで女子をいじめる男子が気にくわないからだったが、もし今の一夏が女らしい事が似合わないと言われたらどうすればいいのだ?・・・・まあ今は神楽舞に集中すればいい事だが、アイツは夏祭りが覚えていたとしても国連軍日本支部基地で仕事ばかりしているから忘れているだろう。とにかく一夏は来ないのだから、私は精一杯舞うだけでいい!)」
と言う事だったが、いざ本番となった事で周辺一帯にいた客達は箒の舞を心から踊らされていたかのように見ていた。俺らも遠くで見ていたが、画面で練習風景を見るよりも実際に見た方が良いと改めて思った。奏も神楽舞が出来るし、俺らの仲間となる前は嵩月組の者だったからよく和服を着ていた。
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