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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
西の丘の吊り橋
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面白くなってきた!!」

2人の意見など関係なくエルザさんとナツさんは行く気満々だ。まぁ、他にもグレイさんや最悪俺もいるし、ヤバイ奴じゃない限りは大丈夫だと思うけど・・・
俺は不安を感じながらも、海合宿メンバー全員で指定された西の丘の壊れた吊り橋へと向かった。























「壊れた吊り橋とはこれのことか」
「そうみたいですね」

俺たちは指定された場所まで来たのだが、そこには誰の人影も見当たらない。

「ちぇ、誰もいねぇじゃねぇか」
「ナツさん、なんでケンカ腰なんですか?」

てっきりバトルでもすると思っていたナツさんは悔しそうにそう言う。7年間の凍結封印で魔力の低い俺たちは戦っても勝てるか分からないってナツさんはわかってないのかな?

「ただのイタズラかよ」
「だからやめとこって言ったじゃない」
「でも何事もなくて安心しましたよ」

グレイさん、ルーシィさん、俺がそう言う。ぶっちゃけ俺たちに恨みのある奴が挑戦状的な感じでここに呼び出したのかと思ってたから誰もいなくて内心ホッとした。だけど、

「なんだ?」

俺たちのいる場所が突然揺れ始める。そして、目の前の壊れた吊り橋が元通りに修復される。

「これは・・・」
「橋が」
「直った?」

俺たちは誰もいないのに1人でに直った橋を見て驚いている。誰かの魔法か?

「向こう岸に繋がったぞ」
「渡ってこいということか」

グレイさんとエルザさんが直った橋を見てそう言う。

「やっぱり罠かもしれないよ!!」
「なんか怖いです」

レビィさんとウェンディは不安感に苛まれている。

「誰だか知らねぇが行ってやろうじゃねぇか」

ナツさんは罠かもしれないなどという考えは微塵も持っていないらしい。

「じゃあナツからね」
「ファイトです!!ナツさん」
「よっしゃあ!!行け!!」

グレイさんはそう言ってナツさんの背中を押す。ナツさんは不安定な吊り橋の上をさらに背中を押されて歩き始めたせいで途中でロープに手をかける。

「いきなり押すんじゃねぇ!!びっくりするだろうが!!」

ナツさんはこちらを睨みながらそう言う。すると、ナツさんは揺れている吊り橋の上で顔をうつむかせる。

「あいつ吊り橋でも酔うのか」
「えぇ!?」

ナツさんは揺れている吊り橋のせいで乗り物?酔いを起こしたらしい。つまり俺も酔うってことじゃん!!渡りたくねぇ・・・

「うるせぇ!!吊り橋野郎・・・なめんなよ!!」

ナツさんは走り出して一気に吊り橋を渡り切る作戦に出た。ナツさんは猛ダッシュで吊り橋を渡り切り、こちらにガッツポーズしてみせる。

「この
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