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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエストSP〜
リクエスト1! 『過去編 トオサカ シノ』 前編
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そういうと、リンヤから説明書と道具とランナー(後で知った)を渡されたので、しぶしぶと作り上げていった。
手先が器用ということもあり、とりあえず失敗することなく組上がっていく。え〜と、次はAの6ね。

とりあえず、渡されたランナーから作れる部位は作り終えてリンヤに渡した。

「えっ?早っ!?流石姉さんだね。きちんとゲート跡も消されているし、始めてにしては物凄いよ! 」

「そ、そうかしら。結構簡単だったけど」

「じゃあ姉さん。もう一つ頼んでもいいかな? 」

「ん?何かしら?出来ることだったら何でもするわよ」

「じゃあ姉さん、ちょっとプラ板と塗料足りなくなってきたから買ってきてくれないかな? 」

「まさかの雑用!? 」

と言っても、何でもすると言ってしまったので断ることも出来ず、リンヤからお金とメモと地図を受け取り、夕飯を材料を買うついでにバックも持って買い物に出掛けた。

「はぁ……」

またため息をついてしまった。本当に最近はこんな感じで嫌になってしまう。

「しかももう少ししたら受験生。この調子じゃ受験ノイローゼになるんじゃないかしら? 」

冗談のつもりで言ってみるも、現実になりそうなので考えるのを止めた。すると、突然肩に何かが当たり、顔を上げると黒いキャップと白いマスクを着けた男の人が何かを抱えて走り去っていった。

「ていうかあれ私のバック!?待ちなさい!! 」

待てと言われて待つはずなく、追いかけるも男女の差がハッキリと表れて徐々に引き離されていく。疲れてきて足が止まりそうになったところ、引ったくりの男の向かい側にいる男二人組の内の一人が、すれ違い時にラリアットを入れ、そのあと腕で相手の首を締め上げた。

「おいこら引ったくり。大人しく荷物を返すか、それともここで逝くか、嫌いな方を選ばせてやる」

「嫌いな方を選ばせるんだ。容赦無いなぁ……」

「引ったくりするような奴に容赦する必要とか無いだろ」

「アハハハハ」

「………………」

ポカンとしていると、引ったくりがギブギブと言いながら拘束している人に手で叩くも、解く気配が無くそのままうなだれてしまった。

「うっわ…。これ本当に気絶してるんじゃないの?始めて見たんだけど」

「……しまった。力入れすぎちまった」

拘束を解き、引ったくりからバックを取り返してこちらに寄ってきた。

「ほらよ。これあんたのだろ? 」

「あ、ありがとうございます…」

「気にすんな。んじゃな」

「相変わらずカッコいいねぇ。よっ!ヒーロー…痛い痛い痛い痛い!ちょっ!?なんかさっきの人よりも力が入ってるような気がするんだけど気のせいじゃないよね!?絶対入ってるよね!? 」

「そのま
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