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とある英雄の学園生活
第41話 キングオーガとの戦い
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光が直撃したキングオーガは絶命した。

 「大丈夫ですか、シェリルさん?」

 「私とサラは無傷です。ジェフも今は意識を失っていますが、怪我の方は治癒魔術で回復させましたので大丈夫です」

 さてどうするか。
 あと30分ぐらいで湖につくのだが、エルフ兄の意識が回復するのを待つか、
 それとも置いていくか。
 置いていくのは冗談だがここで意識が回復するのを待つのはあまり得策ではないような気がする。
 背負って行くか。
 野郎など背負いたくないのだがここは恩でも売っておくか。

 「あと少しで湖なので襲われることはもう無いと思うので、俺がジェフを背負います。」

 「よろしいのですか?」

 「ええ、一応念のためシヴァを人型に戻ってもらい警戒してもらいますので」

 (ふふ、ホント大人になりましたね綺羅様)

 (何が)

 (昔の綺羅様なら、彼を背負う行動などしなかったと思います)

 (嫌な奴だけど今は仲間だからな)

 (ふふふ)

 (なんだよ)

 (いいえなんでもありません。人型になりますね)

 シヴァは剣の姿から人型になってもらい先頭に歩いてもらい次に俺がエルフ兄を背負って続きシェリルさん、サラの順番で隊列を組み30分かかる湖を周囲に警戒しつつ1時間以上かけて目的の湖に到着した。
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