第四話 謎の進行
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か?」
軍隊の中の一体のLBXは男の肩に乗った。
『ルシファー』
独等なナイトフレームのLBX。
最近発売された高性能CPU搭載型・・・そのプレミアム版だ。
通常状態の僕ならテンションMAXアゲアゲモードで、飛び掛ってるが動けない。
「神谷 コウスケ製の純正品だ。
君も知っているだろう? コイツの恐ろしさを」
『アッタク・ファンクション!『デビルソード』』
ルシファー専用の必殺技!?
紫色の剣は周囲を薙ぎ払った。
「無茶苦茶な奴だッ!
必殺ファンクション!」
『アタック・ファンクション!『ブレイクゲイザー』』
破壊力抜群の必殺技と固有必殺技が激突した。
なんて威力だ、LBXの質力を超えてるぞ!?
特別な機体なのか所有者が優れているのか、そんな考えをする暇を現実は与えず。
「なんて、機動性だッ」
ルシファーの特徴はエネルギーで構成された翼だ。
飛行能力を与え、爆発的な推進力を武器にジ・エンプレスを翻弄する。
ジ・エンプレスの攻撃は当たる前に躱され、回避と同時に攻撃に転じられる。
秒殺の皇帝の異名を持つ、海道 ジンが苦戦している。それ程の実力者なのか?
まぁ、あのルシファーを扱える技量の持ち主って事は僕でも解るが、あのLBX・・・加速から加速するのか? 一旦加速すると不規則な飛行と加速を強いられてるのか曖昧な不規則な行動だ。
すると奇妙な場面を目撃した。
攻防の中一瞬の瞬間、ルシファーは優勢だった。
ジ・エンプレスにダメージを与えられる隙が、ほんの一瞬有った。
その隙を付かず奴は一歩引いた。
攻撃のタイミング―――回避行動パターン―――若干下がった右肩。
まさか、アンサングル・バースト?
「少年、気付いた様だな」
不敵な笑みで男はコチラを見詰める。
「アンサングル・バーストだね。
近代三大発明と言われてる高出力モータ・・・と言っても欠陥品だけど」
「その通り! よくぞ見破った!」
当たってたのか、最悪の正解だよ。
アンサングル・バースト。
高出力マイクロモータの進化型だ。
無数の小型歯車を微弱な小型モーターで回転させ集まった回転力を主格の前輪と後輪に集結させる。
その場で集まった回転力を使用せず、その回転力で充填された無縁のエネルギーを優先的に使用する。
その後、残された本命エネルギーを使用するのだが、エネルギーの質量が多すぎてモーター自体が逝かれるのだ。それをLBXに搭載するなんて、無茶の範疇を超えてるぞ。
「このルシファーは実験機でな。
外見はルシファーその物だが中身は別物だぞ。
小型され、運用可能となったアンサングル・モーター搭載! CPUは4年前のアルテミスの優勝賞品『メタナスGX』のレプリカ・・・・」
最後の方は小声で、聞こえなかったが相当高性能なLB
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