NO.0受け継がれる意志、変わらないもの前編
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隙をつき古城に潜入したのだ。しばらく走ると道が二つに別れていた。ボルト達はそれぞれの班ごとに別れる。シカダイ達がしばらく走り続けると坑道の入り口が見えてきた。よく見ると一人の男が立っていた。
「最悪だ………岩の抜け忍ツチノシン!!」
「ここに来るのはガキだけか……他の連中は伝説の世代と戦えるのに………」
あっという間だった。シカダイが影真似でツチノシンを拘束しようとするがそれをツチノシンはかわす。そこに間髪いれずいのじんの超獣戯画が襲う。それをかわした先にチョウチョウの攻撃が飛んできてツチノシンは吹き飛ばされる。
「神楽の連中もたいしたことなかったね」
「これが新生猪鹿蝶のちからか?」
チョウチョウの攻撃を食らったはずのツチノシンが何事もなかったかのように立っていた。
「私は踊るこの大地と共に」
ツチノシンが踊り出すと地面がまるで生きているようにうねりだし三人を飲み込んだ。
一方の陽動部隊も見張りの忍をある程度減らしそれぞれの城内に潜入していた。シカマルがしばらく進むと大きな広間に出た。
「ようこそ奈良シカマル君私の名前は恭本ワタル、草隠れの里の抜け忍だ。さぁまずは座りたまえ」
「敵にそんなこと言われて座るやつがいるか?」
「安心してくれ何も罠は張っていない」
信用したわけではないがシカマルもだてにナルトの補佐をやっているわけではない。ナルトを騙して自分のいいようにしようとするやからの言葉を見抜いてきた。だからこそ罠はないというのは本当であることがその言動から分かった。しぶしぶと椅子に座るシカマル。するとワタルはシカマルの手元にカードを渡す。カードは全部で五枚、それぞれ1、2、3、4、5、と書かれている。
「これからやるのは簡単なゲームです。あなたに渡した五枚のカードから二枚選んで下さい。それを私に見えないように裏返しにしてください。もちろん私も同じ事をします。そして交互に質問し先に相手の数字を当てた方の勝ちです。質問にたいしてははいまたはいいえのみで答えて下さい」
そういうとワタルは自分の手元にある五枚のカードをシカマルに見せる。シカマルと同じ数字が書かれておりカードには仕掛けもない。どうやらイカサマをする気はないらしい。
「では始めましょうあなたには子供がいますか?」
「おいそんな質問でいいのか?」
「構いません質問は質問ですから」
「はいだ、お前の数字は1と4だ違うか?」
「はい」
そう言うとワタルは自分のカードをひっくり返す。シカマルの言うとうり1と4がカードに書かれていた。
「何故分かったのですか?」み
「簡単な事だ人間誰でも何か数字に語呂合わせを考えたくなる。だからその数字でできる組み合わせのなかでイチゴを連想できる1と5兄さんを連想できる2と3の組み合わせはないとかんがえた。お前素直じゃなさ
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